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2018/05/25『真実』『ベッド』『妖精』
ベッドに入ったら、ろくでもない考えタイムが始まる。
今日は、妖精はいるのかどうかということを考えてみる。
妖精なんて、見たことがない。本の挿絵ぐらいでしか見ないだろう。
魔法を目の当たりにしたこともないし、奇跡もそんな簡単に起こるわけではない。
妖精なんか、存在しないと思っている。
でも、いないことを証明するのは、実は難しいなんて話を耳にする。
いることを証明するなら、妖精を見つければいいのだ。かなり難しいだろうけど。
しかし、どうやっていないことを証明できようか。
しらみつぶしに探したって、相手は魔法かなんかを使う存在だし、生き物だ。
動き回るし、下手したら姿を消されているかもしれない。
そもそも人間には見えない存在かもしれないのだ。
そんな妖精相手に、どうやっていないことを証明するのか?
ああ、もう眠い。
考えても真実は分からないのだ。
もう寝よう。




