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2018/04/02『メモ』『色欲』『天邪鬼』

2018/04/02

メモに日記をつけはじめて、もう1ヶ月が経つ。早いものだ。三日坊主の私がここまで続いたのだから、まあいいとしよう。

「宗教ってなんだろう」

今日はそんな事ばかりを考えていた。

理由は簡単。今日、社会の先生が七つの大罪の話をしていたからだ。

七つの大罪は、人を罪に導く可能性のある感情のことをさすらしい。確か……傲慢、憤怒、嫉妬、怠惰、強欲、暴食、色欲、だっただろうか。それぞれに対応する美徳は……謙譲、慈悲、忍耐、勤勉、救恤（きゅうじゅつ）、節制、純潔、だった気がする。

——七つの「大罪」というけれど……罪に導く感情だというけれど、私には分からない。

ずっと謙って（へりくだって）いては自分を大切に出来なくなるかもしれない。ずっと相手のことを慈しんでいては、もしかしたらそれは甘やかしになるかも。嫉妬の心をプラスに変えることができれば前進力になる。ずっと怠けているのは良くないが、たまには息抜きも必要だしなあ。欲がない人間はただの生きる屍じゃないかとも思う。ストレス発散の方法の一つに暴食があるよね。やりすぎは良くないけど。色欲がなかったら私達には子孫ができなくなってしまうことになるし……。

それに、人を罪に導く感情がこれだけとは限らない。普段は良い感情だってふとした拍子に恐ろしいものになる。鬼子母神の逸話のように……。

——なんて考えてしまうのは、私が天邪鬼だからなのかな？

とっても天邪鬼な女の子が極論を日記に綴るというお話です。