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2020/04/12『本』『暮らし』『少女』

 本は、異世界への扉だ。


 図書館で借りた本を開き、ページをめくれば、心はいつだって物語の中へと吸い込まれていく。


『ねえねえ、遊ぼう!』

『いいよ、何する?』

『おじさん、牛肉を三百グラム頂戴?』

『お、おつかいか! 偉いなぁ、少しおまけしよう』

『奥さん、今日も綺麗ですねぇ』

『あら、ありがとう。この人参いくら?』

『新鮮な魚はうちが一番!』


 目の前にある文字列の奥に、景色が見える。聞こえない音が響きだす。物語の中で暮らす人々の生活を垣間見るような、そんな不思議な時間。


 人々の暮らしを眺めていると、ふと、目の前に少女が現れた。

 彼女が、この物語の主人公。楽しげにワンピースを揺らし、踊り、歌いながら目の前の道を駆けていく。

 そのあとを追いかけて、少女の暮らしを眺め続ける。そして、彼女と一緒に物語を楽しむのだ。

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