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2018/04/14『真実』『電話』『机』

突然の電話。

私はその時、家で寝落ちしそうになっていた。

「ふわぁ……誰なの、こんな夜中に……。

……もしもし?」


次の瞬間。


目がさめる。

……信じられない。

でもそれは真実。

ねえ、どうして。


手から受話器が滑り落ちる。


『もう、こんな時に寝ぼけてるの?受話器落とさないでよ!』

「……寝ぼけてない。ただただショックなんだよ」


両親が死んだ。

交通事故で。


両親と従姉妹が同じ車に乗っていた。

従姉妹は助かった。

両親は、死んだ。


喪主は私だろう。

私は長女なのだから。


ああ、嘘であってほしい。

でも、それは真実なのだ。


私は机に突っ伏した。

涙が、次から次へと流れて止まらなかった。

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