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2020/02/08『苦い』『嫉妬』『未来』

 ――悔しかった。

 どうしてこんなに美しい文章が書けるのか。

 どうしてこんなに面白い物語が書けるのか。

 どうしてこんなに引き込まれるのか。

 何度も何度も読み返した。

 素晴らしいと思う一方で、何か苦いものがこみあげてくるのを感じていた。

 ――自分にはこんな小説、書けない。

 あまり読者がいない。評価されることも、感想をもらうこともない。

 ――おれも、こんな小説が書きたい。

 整った文章で、読者に楽しんでもらえて、画面の前にいる人を引き込むことができるような。

 そんな、そんな小説が書きたい。

 それは半分憧れや決意や、目標で。

 半分は悔しさや嫉妬で。

 誰かの心に残る物語を、そう思ったことだけは、本当だった。


 もし彼の未来を見ることができたなら――。

「宝箱のタペストリー」100部分目を迎えました!

いつも読んでくださっている皆様、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします!

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