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「言った」頻出問題??

 地の文が「~と〇〇は言った」だらけになってしまうという話題、時々見かけますね。

 会話文による「」(かぎかっこ)が連続するのを避けるべく地の文を入れようとした結果、「太郎は言った」「花子が言った」みたいな文が多くなる現象です。

 ほほう、と思って自分の作品を見直してみましたが、「○○は言った」意外と使ってませんでした (ゼロではないです)。

◆◆◆

「とりあえず、宿を探そう。この調子なら、それほど混んでいないだろうさ」

 ジークは、そう言ってローザの手を取ると歩き出した。

「ジークたちは、いつも仲がいいな」

 何とはなしにリューリが呟くと、アデーレは微笑んだ。

「そうだろう? お二人はね、大恋愛の末に結ばれたという話だ。もっとも、私たちが生まれる前のことだけど」

「ダイレンアイなんて言っても、リューリちゃんには分からないんじゃないかな」

 ウルリヒが、肩を竦めた。


 拙作「もう一度生まれたからには死ぬまで生きてやるのだ~幼女魔術師リューリは諸国漫遊する~」より

◆◆◆

 ……のような感じが多いですね。

 自分の場合、地の文は漫画で言えば「絵」に相当するという感覚なので、キャラクターの台詞とアクションがセットになりがちというのがあります。

 そもそも台詞があるということは、誰かが喋っているということが明白なので、一々「○○は言った」って書く必要なくね? とも思う訳で。

 あとは「言った」のバリエーションというか、状況に合わせて「○○は呟いた」「(ささや)きかけた」「口を挟んだ」などに言い換えたりもしています。

 小さい声で喋っていても、誰にともなく言っているなら「呟いた」だし、誰かに声をかけているなら「(ささや)きかけた」にするとかですね。

 ただ、自分が書いてるものに関しては「同じ単語を連続して使うの何かヤダ」とか「同じ語尾が続いてるの気持ち悪いな」と思ったりしますが、他の方が書かれたものの場合、意外と気にならないんですよね。

 この辺は絵に例えるなら「絵柄」みたいなもので、「これが絶対に正しい」というものはないと思うし、個人的には、そこまで気にしなくていいんじゃないかなとも思います。

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