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94.最強とはドワーフに武器を作ってもらう事だ!

『ヒャッホウ!ここに泊まりまーす!』


『1番良い部屋を用意しなさい』


俺達は勢いよく旅館に入るとそこにはドワーフが正座していた。


『ようこそ、おいで下さいました、女将のコズエと申します』


『ぶふっ!?ラッキー、女将のコズエだって髭面なのに』


『髭の生えた女性だっているだろ?追い出されたくなかったら黙ってろ』


『がっはっはっ!面白い客だな!部屋へ案内するからついてきな!おっと名乗るのを忘れてたな、俺はゴンだ!よろしくな!』


『彼は強化系ね!私には分かるわ!』


『良いから行くぞ、部屋とったら魔剣を短くしてもらうんだろ?』


『そうだった!遂に私も短剣二刀流が出来るのね!』


『技量があればな、俺もエクスカリ棒を少し削って欲しいから一緒に行こうぜ』


『それってたまに振り回してる棒の事?聖剣からクレーム来そうな名前ね、削るぐらい自分でやれば?』


大部屋に案内され荷物を置き、俺はエクスカリ棒を取り出しフーコに渡す。


『初めは少しずつでも削れたんだけど魔力を通すようになったら何しても削れなくなったんだよ』


『何でも斬れる魔剣で削れないって、この魔剣欠陥品ね!』


『そっちに怒るの?じゃあアンタ達は職人探しで私とクリスは武器の新調、フレイア達はどうするの?』


フレイアを見るとファングと肩を組み笑顔で答える。


『ファングに美味い酒と飯を出す店に行くぞ、オーロラも久しぶりに飲むぞ』


『フレイアは前科があるので暴れないように同行します』


そのままフレイア達は部屋を出て行く、オーロラがいるなら大丈夫だろうと俺達は店を出るとそれぞれの目的の為に別れる。


『ラッキー達が1番心配なんだから気を付けなさいよ?分かってる?』


『聞いたかフーコ?1番常識のある俺達が心配だってよ?』


『やれやれ、ユーリちゃんは心配性だなぁ、私が居るから大丈夫よ!じゃあ用事が済んだら宿屋で宴会よ!また後で〜!』


俺達が出発するとユーリ達も武器屋巡りに出発した。


『ユーリさん!この都市にはかなりの武具店があるみたいですよ!早く行きましょう!』


クリスはかなり興奮していた。年相応にはしゃぐクリスを見てユーリの顔が緩む。


『しっかりしているとは言え男の子よねぇ』


『忘れてました!これ見て下さいユーリさん、さっきゴンさんに渡されたんですけど不審者が地下都市にいるらしいですよ?』


クリスに渡された手配書にはシルクハットを被った男が描かれていた。


『なになに?不思議な薬を渡して来て投与した後にその人がいなくなってるみたいね・・・』


『薬って聞いて帝都を思い出したのですけど関係あるんですかね?』


『分からないわ、それでも警戒する必要はありそうね、ラッキー達は知ってるの?』


『すみません、忘れてまして・・・』


『まぁ、アイツ等なら大丈夫でしょ、気にしないで行きましょ』


ユーリ達も武具を探しに向かうのであった。


『おい、フーコ!あのドワーフはどうだ?職人っぽくないか?』


『わかんねぇよ!皆一緒に見えるわ!とりあえずハンマー持ってる人探しましょう』


『街中でハンマー持ってたら危ねぇだろ!それっぽい人探した方が早いだろ!』


『あのおじさんに聞いてみましょう!おじさーん!この都市で1番の職人さん知ってますか?』


フーコは声を掛けて近寄ると拳骨を喰らった後何か話をして帰ってくる。


『ううっ、あの人女性だった・・・』


『お、おう、次からは気を付けような?それで何か聞けたか?』


『都市の外れに変わり者のドワーフがいるって』


『変わり者のドワーフ!凄い職人に違いない!行くぞフーコ!』


『おうよ!私の輝かしい未来の為に!』


俺達は聞き込みをしながらようやく到着した場所にはボロボロの大きな家だった、中からはカンカンと鉄を叩く音だけが響いていた。


『当たりの気配がするな』


『そうね!早く入りましょう!お邪魔しまーす!』


フーコは躊躇い無く扉を開けて入って行く、ノックとかしろよとも思ったが諦めてついて行く、音のする方へ向かって行くと凄い熱気の中鉄を叩くドワーフがいた。


『あのー!すみませーん!私の魔剣を改造して欲しいんですけどー!聞いてますかー!』


フーコが大声で話し掛けても反応しない、フーコは近付いて声を掛けようとするとフーコの頭にハンマーが飛んできた。


『うるせぇぞ!人ん家に勝手に上がり込みやがって!』


『危なっ!?何すんじゃボケェ!』


フーコはドワーフに飛び掛かり手四つの形になるとあっさりと潰されていた。


『いだだっ!助けて!このオッサン力強い!』


『儂はまだ64じゃ!失礼な娘だ!』


『そのままで良いから話聞いてくんない?俺達は武器の調整をして貰いたくて職人を探してるんだが見て貰えるか?』


『ふむ、面白いものならやっても良いぞ?見せてみろ』


俺はエクスカリ棒を取り出してドワーフに見せる、ドワーフはエクスカリ棒を見た途端に震えていた。


『こ、これは、せ、世界樹か・・・?誰がこれを加工したんだ!?』


『王国にいる武器屋の店主が勿体無いから作ってみたとか言ってた気がする』


『力が宿っている世界樹の武器等初めて見たわい、これをどうする気だ?』


『少し太いから握る部分を削って欲しいんだけど出来そう?』


『うぅむ・・・かなり難しい作業になるな・・・加工する為の道具も作るか・・・』


『ねぇ?私の魔剣も短剣にして貰える?2本にしてね』


『ん?ほう・・・この魔剣も中々面白いな、魔剣は3日もあれば出来る、世界樹の方は・・・1週間程待ってくれんか?』


『1週間ぐらいなら良いぞ、じゃあ預けるからよろしくな!金はどれくらい掛かる?』


『魔剣は500万で世界樹の方は4億だな』


金額を聞いた俺は目の前が真っ白になった。

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