表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/121

77.最強とは最弱とは相容れない事だ!

『アンタのせいで怒られたじゃない』


『しょうがないだろ、お前を保護しろって女神様に頼まれてたんだよ、こんな早く見つかるとは思わなかったが』


『アンタは女性に飛び掛かって来る人に保護されたいと思う?』


『触れただけで生き物殺せる奴に遠慮なんているの?

女じゃ無ければ海に沈めるつもりだったしもう1人の転生者は封印した方が良いって言ってたぞ』


『同じ境遇の人達が冷たい!?それでアンタの名前聞いてないわよ』


床に手をつき落ち込みこちらを向くと名前を聞いて来た、名乗って無かったっけ?


『ラッキーって呼んでくれれば良いよ、それでお前にこれからの事を話して良いか?』


フーコは固唾を飲み頷くと俺は感染のスキルを機能させなくする方法を説明した。


『つまりダンジョンに潜って消去出来るか試してみるって事で良いの?この街の迷宮区で買えば良くない?』


『他人の為に金使うわけ無いじゃん、潜れば無料なんだからお前も働け』


『ラッキーって貧乏人なの?ケチくさいわね』


『いや、金なら30億ぐらいあるぞ、お前の問題なのに俺が金出すのは嫌だって話だ』


『ラッキー、私と結婚する気無い?女子大生とか良い響きでしょ?』


俺の所持金を聞いたフーコは俺の腕を取り胸を押し当てて来た。


『病気持ってる女子大生はちょっと・・・』


『変な言い方すんな!誤解されるだろうが!』


俺は首を絞められ前後に振られる。


『大体さぁ、スキンシップの激しい女性は警戒しろって母ちゃんに言われてんだ』


『ぐっ、アンタの母ちゃん良い教育してるわね、父ちゃんはいないの?』


『父ちゃんは投資の仕事してる』


『へぇ、意外に良い所の坊ちゃんだったりするの?』


『馬とか船とか色々と投資してるけど裕福では無いな』


『ギャンブルを投資って言って良いのか分からないけどアンタの父親はクズなのは分かったわ』


『母ちゃんも同じ事言ってたぞ、真面目に働け!クズ野郎!って』


『アンタはギャンブルなんてしちゃダメよ』


『昔親父に裏カジノに連れて行かれて勝ちまくったら怖い人達に連れて行かれてからギャンブルはしてないぞ』


『私より人生経験有りそうだからこの話は辞めましょう、それで明日アンタの仲間とダンジョン潜れば良いの?』


『そうだな、女性陣は悪魔退治で俺とクリスとフーコでダンジョンだ』


『クリス君ってイケメン?』


『14歳だぞ?手を出したら保護はしないからな』


『あら、恋愛に歳なんて関係無いわよ?無理に迫る訳じゃ無いから大丈夫よ』


この女も問題有りだな、まともな転生者は僕だけか!?


『無理矢理じゃ無ければ良いのか・・・?クリスは頭良いから任せるか』


『じゃあ私は部屋に戻るわね、おやすみ』


『逃げたら封印か沈めるって選択肢が生まれるからその気なら覚悟して逃げろよ』


『アンタ本当に高校生?発言がヤクザみたいよ、逃げないから安心しなよ』


フーコは部屋に戻って行くと俺はベットに倒れ込む。


『ライク様ー見てるんでしょ?体が怠いんで治せませんか?』


すると俺の部屋が不思議な力に包まれ外の喧騒が聞こえなくなる。


『やっぱり完全に防げなかったみたいだね、少し加護を強くしてあげるよ』


俺の体が光に包まれると体が楽になった。


『すっごい楽になった、俺の加護って弱かったの?』


『普通の加護の1割くらいだね、今は3割程度にしたから安心して良いよ』


『普通の加護で良いのでは?』


『それだとつまらないじゃないか、少しぐらい欠点が無いと面白くないよ』


『まぁ良いですけど、悪魔はこの街に居るんですか?平和そうですけど』


俺の質問にライク様はニヤニヤしながら答える。


『へぇ、この街が平和に見えるんだ?なら覚悟しておくと良いよ、じゃあ僕は帰るから頑張ってねぇ』


ライク様が消えると不思議な力が消え外の喧騒が戻る。


『ライク様には平和に見えないって事だよな?覚悟って何のだよ』


俺は考えるのをやめて眠りについた。

扉をノックされ起こされた俺は日が昇り初めているのを確認してから溜息混じりに扉を開けるとフーコが血相変えて部屋に入って来る。


『ヤバイヤバイ!ラッキーの部屋で居ても良い!?』


俺に縋り付きフーコは涙目で頼んでくる。


『何がヤバイんだよ?』


『この区画の男達も魅了されてんのよ!分からないの!?』


俺は窓から見える男を観察するが変わった様には見えなかった。


『普通に生活してる様にしか見えないんだけど』


『私には魅了されてる人からピンクのモヤモヤが見えるのよ、この区画もやられたなら都市の大半の男が魅了されてる』


ライク様が言ってたのはこの事か、だとすると都市にいる男が全員敵って事になる、確かにヤバイな・・・


『今日クリスに魅了がかかってるか見てもらえるか?あとは魅了してる奴を見たか?』


『魅了されてるかは見れば分かる、魅了してる人は多分ピンクの髪で犬耳みたいな獣人の女性よ』


『獣人?悪魔じゃないのか?何でその人だと思うんだ?』


『他の人とは違う気配だったから周りに居た女性達も何か感じてる様子だったわ』


変身?変装?だとしたら見た目で探すのは無理だろう、周りの女性が何か感じ取ったなら女性にしか分からない何かがあるのだろう。


『美人への嫉妬とかじゃ無いよね?』


思い切り足を踏まれたんだけど何か悪い事言った?


『そういう感じじゃ無いわよ!アンタなら見たら分かるかもね、只者じゃ無い感じがするから』


『とりあえず俺の仲間と合流して作戦会議だな、隣のホテルに泊まってるから会いに行くぞ』


『何でラッキーだけこっちの宿に泊まってんの?ラッキーって仲間と上手くやってる?』


『う、うるせぇ!黙ってついて来い!』


俺達は仲間と合流する為隣のホテルへと向かった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ