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76.最強とは全てが思い通りになる事だ!

『私はリリィって言うの、お兄ちゃんの名前は?』


『俺はラッキーって言うんだ、いつか世界に名が轟くから覚えておくと良いぞ』


『お兄ちゃんは凄い人なの?お父ちゃんの方が強そうだよ?』


『本当に強い奴は強そうに見えないもんなんだよ』


『そうなんだぁ、あっ!ここが私のお家だよ!』


そこには外観からして高級なホテルが建っていた。


『うっそだろ・・・リリィってホテル王の娘とかか?』


『???じゃあ帰ってご飯にしよう』


リリィはホテルの真横にあるボロ小屋に入って行った。


『おいおいリリィ、そっちは倉庫か何かだろ?』


『ここが私のお家だよ?お母さーんただいまー!』


『えぇ・・・まぁ一応宿屋みたいだし良いだろう』


俺がリリィの家に向かおうとした時聞き覚えのある声が聞こえて来た。


『おおーっ!妾に相応しい宿ではないか!でかしたぞクリス!』


『あれ?アンタどこ行ってたのよ?この宿に泊まるけど』


『え?俺も宿見つけたんだけどお前達そのホテルに泊まるの?』


『チンピラに絡まれてた人を助けたらこの宿の店主の娘さんだったのよ、それで格安で泊めてくれるって』


『お兄ちゃーん!お父ちゃんがご飯作るから連れて来なさいだって!』


リリィは俺の手を掴み引っ張って行く。


『アンタはそっちで泊まるのね、朝迎えに行くから起きてなさいよ』


『主の宿は馬小屋か?がははっ!』


『お前等なんか悪魔にやられちまえ!』


俺はリリィの家に入ると犬耳の若い女性が声を掛けて来た。


『娘が危ない所をありがとうございました。私はリリィの母でマイと言います、あとあそこで料理を作っているのが旦那のガストです』


旦那さんを見るとゴリラにしか見えなかった、何でマイさんはこのゴリラと結婚したのだろうか


『母?お姉さんじゃなくて?』


『あらあら、嬉しい事を言って下さいますね、私もまだまだイケるのかしら?』


台所でガチャンとか音がしたけど旦那さん動揺してる?

火柱が上がり始めたけど料理の手法とかだよね?


『お父ちゃん何やってるの!?お家が燃えちゃうでしょ!』


『す、すまんリリィ・・・』


ガストはリリィの怒られ落ち込みながら料理を作りリリィに持って行かせた。


『はい、お兄ちゃん!今日はトンコッツのステーキセットだよ!』


『おおっ!美味そうだな!』


『ふふんっ!お父ちゃんの料理は世界一なんだよ!』


胸を張るリリィの後ろでゴリラが号泣していたが無視して料理を食べる事にした。


『美味いな、この肉に掛かってるソースは自作か?』


『おう、気に入ったなら材料は言えんが欲しければ売ってやるぞ?肉と一緒に焼いても良いし焼いた肉にかけても美味いぞ』


『明日入れ物買って来るから大量に作って売ってくれないか?言い値で買うぞ』


『部屋は1番奥の部屋を使え、他の部屋は客がいるから開けたら殺されても文句言えんからな?』


『このボロ宿に客いるんだ?』


『お前除いて2人宿泊客がいるが俺の料理を気に入って長期で泊まってくれてんだよ』


『ふーん、じゃあ俺は部屋見てから少し町見に行くわ』


階段を上がると1番手前の扉が開き緑色の髪の女性が出て来た。


『あら、お客さんなんて珍しいわね、私はミウって言うのよろしく〜』


『俺はラッキーって言うんだよろしくな』


挨拶を終えるとミウは階段を降りて行った、俺は1番奥の扉を開けて部屋に入る。


『意外と良い部屋じゃん!料理も美味かったし他の宿屋が無くなれば大繁盛間違い無しだな!』


『お兄ちゃん?怖い事言ってないで体拭くなら水とタオル持って来るけどどうする?』


俺は水球で自分の体を包み回転させてみせた。


『わぁっ!?何それ!?私にもやってー!』


リリィを水球で包み回転させてあげるとキャッキャッと楽しそうにしていた。剣聖との戦いで成長した俺は水球を消して一瞬で服と体を乾かす魔法を使った。


『凄いさっぱりした!ありがとうお兄ちゃん!』


『最強たる俺にかかれば造作もないのだリリィよ!』


『うるさいわよ!私の部屋まで聞こえてるのよ!静かにしてよ!』


扉を開けて入って来た黒髪の女は俺達に怒鳴り散らし睨みつけて来る。


『ごめんなさい・・・フーコお姉ちゃん』


『あー、リリィ泣かしたー!いけないんだーガストさんに言ってやろー』


『原因はアンタ達でしょうが!アンタも謝りなさいよ!』


『やだね、楽しい時に騒ぎ、悲しい時に騒ぐのが俺様だ!』


『結局うるせぇのかよ!?アンタなんか私が触れただけで瞬殺なんだから謝れ!』


『はぁ?何言ってんだ最強の俺を瞬殺だと?やれるもんならやってみろ』


すると女は俺の肩に触れる。


『やれって言ったのはアンタだからね』


『・・・・・』


『・・・・・』


『なんか反応した方が良い?』


『あれっ!?熊とか悪党はすぐに死んだのに!?』


熊が触れただけで死んだって何処かで聞いたような気がする。


『お前の名前聞いて良いか?』


『名前?出羽風子よ』


『保護対象発見!確保ぉぉぉぉ!』


俺は風子に飛び掛かり風子は必死に抵抗するがマイさんがやって来て全員お説教を喰らう羽目になったのは言うまでもなかった。



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