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49.最強とは予想外の出来事にも対応する事だ!

帝都で爆発が起こる中、俺達は走りながら話し合いをしていた。


『これってクーデターってやつか?瓦礫が飛んで来て怖いんだけど』


『多分ね、反乱の方は国に任せて私達は悪魔を探すわよ!』


『妾とユーリであっちを見て来るから主は城の方を探してくれ、妾達が悪魔を見つけたら空にブレスを吐く』


『了解、じゃあお前等死なないように頑張れよ!』


『アンタも油断してると痛い目見るわよ!』


『では主、後で会おうぞ!』


俺達は別れて悪魔の捜索を開始した。帝都では黒い鎧の騎士と軽装の兵士が民間人のいる場所で剣や魔法を使い戦っていた。


『テメェらは民間人を安全な場所に移動させてからやれっ!』


『何だ貴様は!?ぶげっ!?』


俺は兵士達をぶん殴り民間人達を避難させる。


『どなたかは存じませんがありがとうございます!』


『礼は良いから皆で協力し合って避難しろ!俺も急いでやる事あるから行くぞ!』


礼を言って来た男に避難を任せ俺は城のある方向へ向かう、その際に何度か民間人を助けて移動していた。


その頃ユーリ達はというと


『フレイア!こっちの瓦礫の下に人がいるわ!手伝って!』


『人助けしとる暇は無いのだがなぁ』


フレイアは瓦礫を軽々どかしてユーリは助けた人に回復薬を飲ませる。


『助かりました、何とお礼を言えばいいか』


『礼などいらん、死にたくなければさっさと失せろ!』


『フレイア!この人は被害者何だから言い方があるでしょ!』


『人はいつも殺し合っているではないか、今更何を言っている、さっさと行くぞ』


フレイアはユーリの言葉に呆れて先に行く、ユーリは助けた人に安全な方向を伝え急いでフレイアの後を追う。


『フレイア、アンタねぇ言い方ってもんがあるでしょ!』


『同族で殺し合う愚かな生き物に言い方など考えたくも無い、妾は認めた相手以外は死んでいても何とも思わん』


『私は認めてるって事?死んだら泣いてくれるの?』


ユーリの言葉にフレイアは少し悩む


『ユーリが死んだら寂しく思うが泣かんな』


『仲良くなったと思ってたのに!?結構ショックなんですけど・・・』


ユーリが落ち込みながら走っていると上から何かが降って来る。少しすると土煙からローブを着た男が現れる。


『まずはドラゴン退治と行きましょうか』


『フレイア!そいつが多分悪魔よ!油断しないで!』


フレイアは真上にブレスを吐くとローブの男に向き直る。フレイアを見ると険しい表情をしていた。


『悪魔は厄介な奴だと聞いてはいたが魔力の塊じゃな、ちと厳しいかもしれん』


『おや、私達の事をご存知で?昔ドラゴンに痛い目に合ったので計画の邪魔になる前に潰しておきますね』


悪魔が言い終えると悪魔はフレイアの背後に立っていて直後にフレイアは血塗れになり倒れた。


『ぐうぅ、貴様何をした・・・』


『まだ生きていましたか、流石はドラゴンだ、まぁこれで邪魔にはならなそうなのでトドメは刺さないであげましょう』


ユーリはフレイアを助ける為に行動しようとしたが体が全く動いてくれなかった。


『そちらのお嬢さんは・・・始末しなくても問題無いでしょう、それでは私は失礼させて頂きますね』


そう言って悪魔は姿を消した。ユーリはフレイアに駆け寄り回復薬を飲ませる。


『やはり回復薬は全然効かんな、所でユーリよ、奴の攻撃は見えたか?』


『気付いたらフレイアの背後に立ってたわ、助けられなくてごめん』


『いや、ユーリが攻撃していたらアイツはユーリを殺していた、今の妾達では厳しい相手だ』


『それにしてもアイツ合図したのに全然来る気配無いわね』


その頃ラッキーはというと老婆を背負って避難所にいた。


『じゃあ婆ちゃん、俺行くからな』


『ありがとねぇ、何かお礼をしたいけど家が壊れちゃったからあげられる物が無いのよ』


『良いから隠れてろよ、じゃあな婆ちゃん!』


ラッキーは避難所の人に老婆を預けるとブレスの上がった場所へ向かう。


『結構時間経ったけどフレイアなら時間稼ぎぐらい出来んだろ』


暫く走っていると横からデカい火の玉が飛んで来た。

直撃した俺は火の玉と一緒に建物にぶつかり爆発する。


『変な気配でしたが意外と簡単に片付きましたね』


悪魔は燃える瓦礫の前に立ち、つまらなそうに呟いていると瓦礫が吹っ飛ぶ。


『痛ぇなコラァ!あっ!ローブの男!テメェがやったのかクソ悪魔が!』


俺は悪魔を見つけると棒を取り出し構える。


『貴方も私の事を知っているのですか、何者なんですか?』


『ラッキー様だよっ!』


俺は名乗りながら棒を悪魔の脇腹に叩き込む、悪魔は吹き飛び建物を3件程突き破り瓦礫に埋もれる。


『スッキリしたぁ、さっさと出てこい悪魔、あれで死ぬほど雑魚じゃねぇだろ』


『いえいえ、昔戦ったエルフ達でも私にここまでダメージを与えられませんでしたよ』


すると悪魔は無防備に近づいて来たので脳天に棒を叩き込む。悪魔は頭を地面に埋まりすぐに頭を引っこ抜くと驚愕の表情で叫ぶ。


『貴様何故動ける!?』


『あ?何言ってやがる、生きてんだから当たり前だろ』


悪魔はローブを脱ぎ、名乗り始めた。


『私は[時の悪魔]ストッパーだ、今から全力で貴様を潰す!』


すると帝都に魔力の嵐が巻き起こった。

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