表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/121

44.最強とは侯爵令嬢が相手でも態度を変えない事だ!

2023年最後の投稿です!読んでくださっている方達には感謝の言葉しかありません、来年も頑張って書かせて頂きますのでよろしくお願いします!

侯爵令嬢から接触を受け侯爵領まで来た俺達は綺麗な街並みに感動し観光していた。


『綺麗な街だなぁ、あそこの魔道具屋の名前[ガラクタ]だってよ!気になるから見に行こうぜ!』


店の前にはドクロが置かれていてドクロは何処かの配管工が星を取ったみたいに光っていた。


『主よ!あそこの飯屋は[ザンパン]って名前だぞ!もうすぐ昼食の時間だからあそこへ行くぞ!』


フレイアが指を向けた店は今にも崩れそうなボロボロの店だった、廃墟かと思ったが人が出入りしてるので営業しているらしい。


『アンタ達はお洒落なお店が並んでるのに何で変なお店に行こうとするのよ!?』


『ああいうお店に掘り出し物があるのはお約束だぞ?これだからユーリは』


『そうだぞユーリ!ああいう店が意外と美味い物を出すんだぞ?ユーリは分かってないな!』


俺とフレイアはやれやれといった感じでユーリを見る。


『食事するなら綺麗なお店で食べたいでしょ!』


『俺は食べるなら美味い物を食いたい!店の外見で味の判断をするなど愚かな事だぞ!』


『流石は我が主だ!父上が真の美食とはボロい店程出会いやすいと言っておったぞ!』


『あーもうっ!分かったわよ!行けば良いんでしょ行けば!』


ユーリの説得に成功した俺達はボロい店に入って行く、入ると店の人が近付いて来る。


『いらっしゃい!おや?アンタ等見ない顔だな』


『ああ、今さっきこの街に着いて腹が減ったから寄ったんだ』


『ほう、数ある店からうちを選ぶとはアンタ等その筋の人かい?』


オヤジが目を鋭くし問い掛けてくる。


『ふっ、ただの旅人さ、席に案内してくれ』


ノリの良さそうなオヤジなので俺も全力で応える。


『何なのアンタ達?馬鹿なの?さっさと食べて次に行きましょ』


『はぁ、ユーリは本当にダメな奴だな、店員とのやり取りは大事なのだぞ?』


フレイアは両手を上げやれやれとやると店にいた全員が同じ動作でユーリに溜め息を吐く。


『何で来たばかりなのに息ぴったりなのよ!?ムカつくからそれやめてくれない』


俺達は先に案内されメニューを渡されて開く。


『ねぇ店員さん、メニューが[売れない素材の野菜炒め]500ライクのしか無いんだけど?』


『それはですね、俺が野菜炒めしか作れないからです!』


オヤジがドヤ顔をユーリに向け言い放つ。


『じゃあ俺はそれで』


『妾も同じ物を頼む』


『一品しか無いって言ってるでしょ!はぁ、私もそれで・・・』


ユーリは疲れたのか諦めて注文する。少しすると注文の品が到着し皆で食べてみた。


『うまっ!!何これ美味しい!店は最悪だけど美味しいわ』


『もぐもぐ、妾が言った通りであろう!』


『オヤジ!おかわりくれ!』


『あいよ!ちょっと待ってな!』


俺達は腹一杯食べ会計を済ませると執事さんが現れる。


『お嬢様がお待ちしておりますのでお迎えにあがりました、馬車を待たせていますのでどうぞこちらへ』


俺達は執事さんについて行くと豪華な馬車に乗せられ侯爵邸へと到着した。


『そういえばベス、街に着いてから一言も喋んねぇな、どうしたんだ?』


『兄貴ぃ、俺は一応お尋ね者何で目立ちたく無いんですよ』


『ツルツルのお前に気付く奴なんていねぇよ!こういう時は堂々とした方が怪しまれないんだぞ』


『アンタ達!執事さんが待ってるから早く来なさい!』


執事さんに案内された部屋にはドレスを着た綺麗な女性がいた、その女性は俺達を見るや怒り出す。


『話をしたいと言って来たのにいつまで待たせるんですか!早く座って情報を寄越しなさい!』


女性が怒鳴るとユーリとベスはたじろいだが俺とフレイアはあからさまに機嫌が悪くなる。俺とフレイアは女性の対面の椅子に足を組み座った。


『まずは名乗りなさい!貴方達は礼儀を知らないの?

私はジャッジ侯爵家長女のカリーナよ』


『ラッキー様と呼べ!』


『妾はフレイア様だが貴様に名を呼ばれるのは不愉快だ!呼んだらこの屋敷を灰にしてやるからな』


『アンタ達やめなさい!わ、私はユーリと申します』


『俺、じゃなくて、わ、私はベスとい、申します』


部屋の空気は最悪だった、カリーナの後ろに控えているメイドと執事が殺気を俺とフレイアに向けてくるが気にせず話に入る。


『ベス!この偉そうな女に説明してやれ!』


『偉そうじゃなくて偉いのよ!アンタも少しは大人になりなさい!』


『偉いのは親父だろ?何もしてない子供が親と同じ評価を貰えると思うなよ、ベス!さっさと説明して帰るぞ!』


『あ、兄貴ぃ、この空気で説明させられる身にもなってくださいよぉ』


『妾もさっさと帰りたいから早く説明しろツルツル!焼き殺すぞ!』


フレイアが殺気を放つとベスどころかメイドと執事も顔が青ざめ冷や汗をダラダラかき始めたが令嬢は気付いてないのでフレイアにやらせておく。


『さっさと言わんか!先に帰っても良いのだぞ!』


『姉さん、分かりましたから殺気を向けないで下さいよぉ』


そしてベスは偉そうな女に過去にあった事から今に至るまでの経緯と今後の事を話した。

皆様良いお年をー( ^_^)/~~~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ