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35.最強とは旅の準備も早い事だ!

リィンさんが部屋から居なくなった途端に皆が床に倒れ込む。


『テメェ!いきなり神様を呼んでんじゃねぇよ!せめて一声掛けろよ!』


『そういえば何で皆はリィンさんの顔見て話さなかったんだ?床見て話す方が失礼じゃないの?』


『ラッキーさん、私達は神様の許可無くお顔を見る事は出来ないのですよ』


俺の疑問にアリス様が答える。


『しかし寿命が縮みましたよ、リィン様が来られるとはラッキー君を引き止めるには覚悟が足りませんでしたね』


宰相さんは苦笑いしながら反省していた。


『宰相さんが反対するだろうからライク様が行くって言ってたけどリィンさんが私を呼ぶように言われたんだよ』


『そういえばマリーちゃんも慈愛の神ラヴィ様のお気に入りって言ってたけどどういう事だ?』


『俺が知るかよ、俺があった事ある神様はライク様とリィンさんとさっきのムキムキ爺さんだけだ!』


『謎が深まるばかりですね、とりあえず私はマリーを強くするべきだと判断しましたのでアリス様よろしいですか?』


『はい、よろしく頼みますエイラ』


エイラさんはマリーを連れて部屋を出ていく。


『アリス様もごめん、俺って護衛の仕事全然してないのに』


『いえいえ、そもそも護衛は必要無かったのですよ、ラッキーさんを国に置いておくための口実ですので』


なるほどね、最初から宰相さんの計画だったみたいだ。


『あれ?それだとハンスはいらないでしょ?』


『おいっ!?言い方に気を付けろ!俺は元々アリス様の護衛騎士だ!』


何から何まで宰相さんか恐ろしい人だな。


『宰相さんは置いておいても、ハンスは囮にするしか使い道無いでしょうが!?』


『失礼過ぎんだろっ!?来年やる武闘大会で優勝して土下座させてやるからな!』


ハンスは部屋から飛び出して行った。マジで武闘大会やるんだな、凄いバトルが見たかったから言っただけなんだけどなぁ。


『じゃあユーリ、明日ロッテさん達とエルフの里行くから準備しとけよ?』


『分かったわ!じゃあ明日の朝城門で待ってるから!』


『私も悪魔対策を考えないといけないので失礼します』


ユーリと宰相さんが部屋を出て行く。ロッテさん達も準備するからと買い出しに行った。


『ラッキーさん、これは護衛の依頼料100万ライクです。お受け取り下さい』


『100万!?アリス様流石に貰いすぎじゃないですか?』


『旅をするなら持っておいて損はありませんのでお気になさらないで下さい』


『じゃあ有り難く頂きますけど後で返せとか無しですよ?』


『ふふっ、そんな事は言いませんので安心して下さい、マリーちゃんの為にもご無事で帰って来られるようにお願いしますね!』


アリス様は笑顔で部屋を出て行く。俺は何だかんだでここの暮らしが好きだと思う、悪魔達を倒したらこの国で家でも買おうと考えた。


『しかし旅に必要な物って何だ?修学旅行の時みたいな荷物で良いのかね?』


俺は旅なんてした事無いのでお店でリュックサックっぽい物を買い下着等を買って部屋に戻って寝たのであった。


〜次の日〜


『アンタいつまで寝てんのよ!起きなさーいっ!』


『んがっ!?何だユーリか?』


『何が、ユーリか?よ!もうお昼よ!?何時間待たせる気よ!』


俺は盛大に寝坊したらしい、俺は顔を洗い昼飯を食べてからロッテ達と合流した。


『ごめんごめん!寝坊しちゃった!』


『どちらにしろ森で野営する事になるから構わないよ』


『あははっ!ラッキーってエルフよりのんびりしてるよね!』


エルクに言われるとなんか腹立つが俺が悪いので我慢する。


『てか皆荷物少なくね?そんなんで大丈夫なの?フレイアに至っては何も持ってないし』


『私達は森に住んでいるからどうなでもなるんだよ』


初めてエルフっぽいと思ったけど言ったら怒られそうだ。


『私は必要最低限の物しか持って行かないわよ?』


『妾は適当に狩りをすれば生きていけるぞ』


コイツらはサバイバル訓練でもしてたんか?


『ユーリは下着とかどうしてんの?何日も同じパンツ履いてるとか流石にひくぞ?』


『ちゃんと毎日替えてるわよ!洗って乾いたら使えるんだから4枚あれば十分よ!』


『マジで?ちょっとお洒落なパンツとか色々買ったんだけど』


『はぁ、今度買い出し行く時は私も一緒に行ってあげるわ』


なんか呆れられてんだけど失礼じゃない?後は高かったが調味料とかを買っておいた。


『調味料!?アンタ最高よ!良かったぁ高くて買えなかったから味のある食事が出来るわ!』


『そうなの?醤油と味噌が無かったのが残念だったけど塩は多めに買ってあるから』


『おーい!早く出ないと日が暮れちゃうよー!』


『はーい!ちょっと待ってよエルクー!ほらっアンタも行くわよ!』


ユーリは俺の手を取り引っ張って来る。


『ちょっと待てよ!?忘れ物無いか確認してるから!』


『アンタのせいで遅れてるんだからさっさと行くわよ!』


『おいっ主よ!妾を置いて行く気か!小娘待たんか!』


俺達は騒がしくエルフの里へ向かうのであった。


『寂しくなりますね』


『ラッキーさんは騒がしかったですからね、すぐに帰って来ますよアリス様』


お城のバルコニーからアリス様とエイラさんが俺達を見送り俺達の姿が見えなくなると城内へと戻って行った。


おまけ


貴一が捕まった日のエイラとハンスの会話


『ハンスさん、今日捕まった子供と仲良くなってきて下さい』


『えっ?石ころ蹴って城とか壊したかもしれない奴ですよね?絶対嫌です』


『ハンスさんはアリス様の護衛騎士として仕事してますか?している記憶が無いのですが?』


『お世話も護衛もエイラさんがやっちゃうからでしょうが!?危ない奴に自ら近づくなんて正気じゃないでしょ!?』


『◯月◯日、メリッサに強引に迫り土下座で謝罪する。◯月◯日、カリーナに『やらせて頂きます!』ではよろしくお願いします』

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