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29.最強とは相棒も最強である事だ!

俺と豚竜とクレアさんでアリス様の所へ向かっている道中に俺は忘れていた事を豚竜に聞いた。


『お前の名前って聞いたっけ?』


『ぜぇぜぇ、妾の、ぜぇぜぇ、名前は、ぜぇぜぇ、フレイアじゃ、もう無理!主よ妾を背負え!ぜぇぜぇ』


死にかけの豚竜の名前はフレイアと言うらしい、だが歩き始めて5分も経たずに弱りすぎだろ、しょうがないので肩に担ぐ。


『お前って本当にドラゴンなの?貧弱過ぎだろ!』


『妾は可愛がられていたからな!あと荷物みたいに担ぐのはやめて貰えんか?』


『うるせぇ!引き摺って運んでも良いんだぞ!』


『これがドラゴンなんてアリスちゃんは信じるのかな?』


騒がしくしながら何とか城に到着する。門番は最早目すら合わせなくなった。仕事しろよとかは言わない事にしてアリス様の部屋を目指す。アリス様の部屋に入れて貰うと俺とクレアさんで事情を説明した。


『というわけです。アリス様はどうしたら良いと思いますか?』


『別に問題無いのでは?ラッキーさんは信頼出来る方ですし』


『ラッキーさん、この豚がドラゴンなんですか?』


フレイアを見たアリス様は少し動揺していたがエイラさんは辛辣だった。


『豚って言うな小娘!妾は炎王龍マグニスの娘!フレイアだぁ!』


フレイアは胸を張ろうとしたが後ろに倒れた。フレイアは手足をバタバタさせるが一向に起き上がらない。


『我が主よ、手を貸してくれんか?』


『嘘だろ!?自分で起き上がる事も出来ねぇのかよ!?お前は明日からダイエットだな!』


『嫌じゃ!城暮らしならゴロゴロしながら過ごせるでは無いか!』


俺とフレイアが口論しているとエイラさんが割って入る。


『ラッキーさん、1週間程頂ければ人の姿にして見せますよ』


『エイラ?まさか私と同じ事をさせるのですか?』


エイラさんの発言にアリス様の顔は絶望に染まっていた。アリス様は昔太っていたのか?


『はい、弛んだ体を見ると殺意を覚えますので』


『ふふふ、エイラは昔と変わらないねぇ』


『クレアさん、エイラさんと知り合いなの?』


『昔2人でパーティー組んでただけよ、ねぇエイラ?』


『昔の話です、クレアは自炊出来るようになりましたか?結婚願望だけでは結婚は無理ですよ?』


『うぐぅ、ラッキー君は私と結婚する気ない?』


『料理が出来ない人は駄目です、ですが顔だけは良い奴を知ってるので後で紹介しましょう!』


美女ならハンスが喜ぶだろうから後で押し付けよう。この人も何か怖い感じするし。クレアさんは嬉しそうにアリス様にハンスの事を聞いていた。


『じゃあエイラさん、この豚をお願いしても良いですか?』


『お任せ下さい、では早速始めますので行きますよ豚』


エイラさんはフレイアの襟首を掴み引き摺って部屋を出ていく。


『おい!我が主よ!この女何か怖いんだが助けてくれ!おぉーい!』


扉が閉まるとフレイアの声は聞こえなくなった。アリス様も宰相にドラゴンの件の報告をクレアさんとしに行くそうなので解散となった。


『ドラゴン相棒化計画も終わったし次は何しよう?学園編とか武闘大会編とか面白い事無いかねぇ?』


『武闘大会だと!?面白そうでは無いか!』


後ろを振り向くとデカい筋肉がいた。


『おおっ、すまんな私は第1騎士団の団長を任されているガッツだ!悪いが少し武闘大会について話をしようではないか!』


俺はガッツさんに担がれ連れていかれる。何度か逃げようとしたが失敗した。ガッツさんの部屋に拉致された俺は武闘大会の事を教えた。


『ほう!つまり国中の腕自慢達を集め1番強い者を決めるのか!面白いではないか!ラッキー殿感謝する!早速陛下に相談せねば!』


ガッツさんは部屋を出て行き俺は置き去りにされる。俺は部屋に帰る事にした。しばらくするとユーリが勢いよく扉を開け部屋へ入って来た。


『あんた!何でギルドに顔出さないのよ!?一緒に依頼行けないじゃ無い!』


『毎日働くなんて俺は嫌だ!今日はのんびり過ごすんだ!お前1人で行けよ!?』


俺の即答に一瞬悲しそうな顔をしたユーリだったが何かを閃いたのか俺の襟首を掴んで来た。


『じゃあ今日はアンタの装備を見に行きましょ!剣とか欲しいって言ってたじゃない』


『確かに剣は欲しいが高いんだろ?俺の所持金は500万ちょっとだぞ?』


『500万あるなら、そこそこの剣が買えるわよ?』


そこそこと言われてもよく分からない俺は実際見た方が早いかと思いユーリと一緒に見に行く事にした。武器屋に到着した俺達は早速店に入ると様々な武器が飾られていた。


『おぉー!この剣格好良いな!うげっ!?1200万!?今の俺では買えんな〜』


『そっちは高い武器の棚だから買えないわよ?こっちの棚のを見なさい』


俺とユーリが剣を見ていると店の奥から人が出てきた。


『騒がしいと思ったら客か?欲しい物があるなら持ってこい』


『ギルマスじゃん?何やってんの?』


『ぶふぅっ!?あの人はドワーフでこの武器屋の店主よ』


俺はドワーフに会えたのだがギルマスのせいで全然感動出来なかった。俺達は再度剣を見る事にするのだった。




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