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24.最強とはコネを利用する事だ!

貴族の屋敷からエルフっ子を助け出した次の日、俺はエルフ達を部屋で待機させアリス様の部屋に行き昨日の事を話す。


『エルフですか・・・それでそのエルフの方達は?』


『今俺達の部屋にいます』


『エルフの誘拐等はこの国でも問題になっています。私だけではどうにもならないのでブライト宰相をお呼びしますのでラッキーさんはエルフの方達を連れて来て下さい』


『分かりました、あとハンスはいります?』


『この件に関してはブライト宰相に任せる形になるのでハンスさんは大丈夫です、ではエイラ、宰相に事情説明しこの部屋まで案内をお願いします』


『畏まりました』


『じゃあ俺もエルフ達連れて来ます』


俺とエイラさんは部屋を出てエルフ達と宰相を連れてアリス様の部屋に集まり昨日の事を宰相に説明した。


『今回の件は大変失礼致しました。陛下に代わり謝罪致します。誠に勝手ではありますがツルリーノ男爵の事はこちらで裁く事をお許し頂きたく思うのですが如何でしょう?』


宰相は頭を下げ謝罪した後エルク達にツルリーノ男爵の処罰について相談する。覆面女は覆面を外し宰相に頭を下げる。


『ラッキーな事は信頼しているがお前達はまだ信用するのは難しい、罪を認め頭を下げる者に顔を隠していた非礼を謝罪する。私はエルフの里の族長の娘、名はロッテと言う、ツルリーノの処罰はどの様にするか具体的に教えて頂けるか?』


俺はロッテを見てエルフ貧乳説は嘘だったと確信した。

難しい事は俺には分からないのでお口にチャックだ。


『今回はエルク様と言う証人がいますので言い逃れは不可能ですので関わってる人達の情報を貰った後に見せしめに盛大な処刑をしようかと思います』


宰相は黒い笑みを浮かべ提案する。


『なるほどな、それで誘拐の被害が減るかもしれないな、私は問題無いと思うがエルクはそれで良いか?』


『私もそれで構いません、宰相様よろしくお願いします』


エルクが頭を下げると続いてロッテも頭を下げお願いする。


『それではロッテ殿とエルク殿はラッキー君の隣の部屋を用意しますのでご自由にお使い下さい。何かあれば私かアリス様を通して頂ければ問題有りませんのでお願いします。それでは私は動かなくてはなりませんので失礼致します。』


宰相は立ち上がり頭を下げ部屋を出て行く、アリス様とロッテ達は少し話がしたいそうなのでユーリと約束があるので俺は部屋を出てギルドへ向かう。


『おっそーい!もうお昼じゃない!トンコッツの討伐依頼があったからさっさと行くわよ!』


俺とユーリは受付に向かうとアンリさんが声を掛けて来た。


『おっ!少年とユーリちゃんじゃん!いつからそんなに仲良くなったの〜?』


『アンリさん!?ち、違いますよ!コイツとパーティー組む事になったから依頼受けに来たんです!』


『ほほう、あの男嫌いのユーリちゃんがね〜、モテモテだなぁ少年!』


アンリさんは俺の背中を叩いてくる。


『まぁ、俺ぐらいのイケメンだとしょうがないと思いますよアンリさん』


『アンタも調子に乗るな!アンリさんも仕事して下さい!私達トンコッツの討伐依頼受けますから!』


『おっと、その前に少年の冒険者カードの更新したいからカード頂戴』


更新?よく分からんがカードを渡す。アンリさんはカードを受け取り奥へ向かうとすぐに戻ってくる。


『じゃじゃ〜ん!少年は今日からBランク冒険者だ〜!これからはラッキー君と呼んであげよう!』


『アンリさん!?何でコイツだけ!?私は?』


『お嬢ちゃんにはBランクはまだ早いぜ!もう少し実力をつけるんだなぁ!少年は単独で闇ギルド壊滅に吸血鬼の撃退をしてるんだぜ?正当な評価だー!』


アンリさんのテンションはよく分からんがBランクになれたのは分かった。また一つ俺はモテモテ街道へと近づいたらしい。


『おい、ユーリ』


『何よ?』


『今度からラッキーさんと呼べよな!』


俺の言葉と同時に顔面に拳が飛んで来た。


『アンタはランクは上でも私の方が先輩なんだからね!良いからトンコッツ討伐に行くわよ!』


俺はユーリに引き摺られながら東門の方にある平原に到着した。


『ここら辺で探しましょ!報告だとこの辺りで見たらしいわよ』


『いやいや、あそこにいんだろ?』


『はぁ?適当言ってんじゃないわよ!何処にもいないじゃない!?』


『だからあそこ!って行った方が早いな、行くぞユーリ』


俺は面倒だったのでトンコッツの方へ歩き始める。少し歩くとユーリもトンコッツが見えたのか体勢を低くして俺に話しかけて来る。


『本当にいた、アンタって相当目が良い?まぁこれでトンコッツ討伐に取り掛かれるわね!』


『おいおい、ユーリ?俺はお前の実力を知らないんだからアイツを1人で倒せるんだよな?』


俺の言葉を聞いたユーリはあからさまに動揺する。


『あああ当たり前じゃない!あんな豚!やってやろうじゃない!見てなさいよ!』


ユーリはトンコッツの背後は周り奇襲を掛ける。


『死ねや豚野郎!』


その手の人ならご褒美になりそうな事を言いながら飛び蹴りをトンコッツの顔面に叩き込む。ユーリって必要以上に顔狙うよな。顔を蹴られ怯んだトンコッツの足を払い尻もちをつかせたユーリは拳に魔力を集めてトンコッツの顔面にぶち込んだ。するとトンコッツの頭は弾けて辺りに飛び散った。


『ぼぉえ!!グロ過ぎ!?お前ふざけんなよっ!脳味噌みたいなのが飛んで来たじゃねぇか!?』


『どうよ!私だって強いんだから!見直したでしょ?』


謝りもせずに近寄って来たユーリにコブラツイストを喰らわし謝らせた。


『いたたっ、アンタ少しは手加減しなさいよね!』


『馬鹿がっ!俺が本気ならお前はミンチになっとるわ!』


俺達が騒いでいるともう1匹豚野郎が出て来たので魔力弾を使ってみたら豚野郎の上半身が無くなった。


『あ、アンタ・・・今の使う時はちゃんと人がいないの確認してから撃ちなさいよ?』


『お、おう豚野郎だったからまだ良いが、人がこんなになったら確実に吐くぞ』


その後もトンコッツを5体程狩りギルドへ帰る事にした。



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