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22.最強とは魔法の使い方が上手い事だ!

次の日の朝、俺は日課の魔力制御の訓練をしている。聞こえは良いが寝ながらでも出来るので片手間に出来る。


『魔力制御も良くになってきたな!聞きたい事もあるし飯食ったらギースさんの所に行くか〜』


すると部屋の扉がノックされ返事をするとマリーが入って来た。


『お兄ちゃんとハンスさんおはよう!朝ごはんですよ〜』


『おはようマリー、今日もありがとう』


俺がマリーの頭を撫でるとマリーは『えへへ』と照れている。


『んあ?朝飯か〜?おっ、マリーちゃんおはよ〜』


『ハンスさん、おはようございます!2人共お顔洗ってご飯食べて下さーい』


『『はーい』』


俺達が洗面所へ行くとマリーは机の上に朝食を配膳する。


『お顔洗ったら早くご飯を食べてねー!』


俺とハンスは席に着き朝食を食べ始める。


『それでお前は今日何すんの?昨日ユーリちゃんとなんか話してたろ?』


『ん?ああ、ユーリが魔法師団の訓練を見たいんだと、俺もギースさんに魔法教わる予定、ベーコン貰うぞ』


俺はハンスの皿のベーコンをフォークで突き刺し口に入れる。


『おい!大事にとってたベーコンを!お前のベーコン寄越せ!』


『あまいなハンス!お前の速さで俺から奪えると思うなよ!』


俺はハンスのフォークがこちらの皿を向いた瞬間に朝食を食べ終える。


『ご馳走様、俺は行くぞー、マリーもお仕事頑張れよ!』


『うん!お兄ちゃん行ってらっしゃい!』


俺は可愛いマリーと別れ一旦ユーリと合流し魔法師団の訓練場に向かった。俺はギースにユーリの事を話すと笑顔で了承してくれた。


『ユーリちゃんはどの属性の魔法が使えるんだい?』


『火属性です、でも初級しか使えなくて、そろそろ切り札になるような魔法を覚えたくて』


ギースは頷きながら聞いている。


『素晴らしいよユーリちゃん!魔法ばかりに頼っているといざという時、魔力切れを起こして死んじゃうからねー』


怖い事を軽い口調で話すギースに少し恐怖を覚えるがユーリは真剣に話を聞いていた。


『じゃあユーリちゃんは魔力制御の訓練、ラッキー君は身体強化の魔法を教えよう!』


『身体強化?俺は火とか出したいんだけど?』


『君から聞いた話だと仮面の男は魔力を体術に乗せて打ち込む[魔装体術]の使い手だね』


『魔装体術?それと身体強化って何か関係あんの?』


俺の質問にギースは嬉しそうに語り始める。


『流石ラッキー君、魔装体術は打撃と魔力を同時に敵に打ち込む物だ、ラッキー君が痛みを感じたのは多分魔力を打ち込まれた時の物だよ』


『つまり身体強化をすると魔力を打ち込まれても大丈夫って事か?』


『半分正解、後は相手の打ち込んだ魔力と防御に使用した魔力が作用するから一概に大丈夫だとは言えないよ、身体強化は魔力に対する鎧だね』


魔力は色々と応用出来そうだと思った俺は身体強化を教えて貰う事にした。


『ギースさん、身体強化のやり方教えてくれ!』


『勿論!身体強化は制御の訓練にもなるから常時使用する事をお勧めするよ、不意打ちされても軽傷で済むかもね』


『ほほう、つまり最強の俺が無敵の俺になる訳だ』


『あっはっはっ!ラッキー君は本当に面白いね!でも魔力は色々な使い方があるから気を付けておいて損は無いからね』


『押忍!身体強化の使い方教えて下さい!』


『ははっ!ウチの子達も君やユーリちゃんみたいに素直ならね〜、基礎は大事なのにさ〜』


俺は身体強化を教わり習得するまでの間ギースの愚痴を聞く羽目になった。昼食の時間になりユーリに誘われ外で食べる事にした。


『なぁユーリ、このトンコッツステーキって何?』


『魔物よ、二足歩行する女好きの豚の』


『え?それってオークじゃないの?トンコッツってダサくない?』


『そういう名前何だからしょうがないでしょ、オークってのもダサいわよ』


この世界の魔物名は俺の知ってるのと違うらしい。


『おっちゃーん!トンコッツのステーキとパン頂戴!』


『私も同じ奴ー!』


『はいよー!ちょっと待ってな!』


注文するとユーリはモジモジしながら話を切り出す。


『あのね!アンタ私とパーティー組まない?』


『ん?別に良いぞ、パーティー組んで冒険すんの楽しそうだし』


『本当!?じゃ、じゃあ明日ギルドに依頼受けに行こっ!』


『良いけど、俺は薬草採取しか出来ないぞ?』


『私とパーティー組むならCランクの依頼も受けれるよ』


『マジで!?討伐依頼とか受けたい!』


『ゴブリンかトンコッツの討伐があれば受けるって事で!』


『はいよ!待たせたな!トンコッツステーキとパンだ!』


それから俺とユーリはパーティーを組むにあたりルールを決めながら食事をして別れた。俺は帰りに最初に食べた虫の串焼きを買って帰った。


『お兄ちゃんお帰りなさい!あっ良い匂いがするー!』


部屋に入るとマリーがいた。休憩していたらしい。

何故俺達の部屋でとは考えない俺が嬉しいからだ。


『マリーお土産買って来たから一緒に食べよう!』


『わーい!お兄ちゃんありがとー!頂きまーす!』


マリーと俺はお喋りしながら串焼きを食べ、マリーは仕事に戻って行った。俺は少し眠くなったので仮眠する事にした。





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