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18.最強とは動きに無駄が無い事だ!

ギルマスの部屋を出て俺とユーリは王城でハンス達を連れて行く事にする。


『ねぇねぇ!!王国の騎士が森の調査に着いて来てくれる訳無いじゃん!』


『はぁ、うるさい女だなぁ、今から呼ぶ奴は俺の舎弟みたいな奴と普通に良い奴だから大丈夫だよ!』


王城に着くと門番に止められそうになったが俺の顔を見たら怖がりながら離れて行った。失礼な奴等だ。


『ねぇ?アンタ門番の人に何したの凄い怖がってたけど』


『俺のカッコ良さにビビったんだろ?いつもの事だ』


『いやいや、アンタはそこまで格好良く無いって言ったじゃん、ていうか入っちゃって大丈夫なの?』


『お前な、この前も言ったが男は女の何気無い一言に大きな傷をおうんだからせめて同意しろよな』


俺とユーリは会話しながらハンス達がいるであろう訓練場へ到着した。俺はハンス達を見つけると声を掛けて近づく。


『おーい、ハンスとロメオ〜!森の調査一緒に行こうぜ〜!』


ハンス達は俺に気付くと木剣を降ろし汗を拭きながら息を整える。


『ふぅ〜、いきなり何だよ、森の調査?説明してから誘えよな』


『森の調査というのは、先日のオニックマの件ですか?私も気になったので団長に報告したのですが団長も少し不審に思っている様子でしたので言えば調査の同行を許して下さると思いますよ』


『流石はロメオ、その熊の件でギルドから依頼があってさ、森に詳しく腕の立つ奴を呼んでも良いらしいから声掛けたんだよ、ハンスは引き摺ってでも連れてくからよろしく』


『分かりました、私は団長に許可を頂いて来ますので少々お待ち下さい』


話を聞いたロメオは団長の所へ許可を貰いに行く、イケメンだけど良い奴だと心底思った。


『なぁ、そっちの子って襲われてた子だろ?一緒に連れてくのか?』


『忘れてた、コイツも一緒に行く冒険者のユーリだ、Cランクだってよ』


『あ、あの時はありがとうございました!ユーリって言います、よろしくお願いします』


『Cランク!?若いのに凄いな、なるほどラッキーは森の事何も知らないから当然か』


『正論だがお前に言われるとムカつくな』


ニヤニヤしながらこちらを見てくるハンスにムカついた俺はハンスの木剣を奪い目の前で握り潰す。


『ちょっ!?お前そういうのマジで怖いからやめろよな!』


俺とハンスが遊んでいるとロメオが人を連れて帰って来た。


『待たせてすまない、団長に調査の同行許可を貰ったんだが団長も同行したいと言われてね』


するとロメオの後ろにいた人が前に出て来た。その人は長い青い髪を動きやすい様に纏めていて整った顔付きたが鋭い目付きの身長は180cmぐらいの女性だった。


『急にすまんな、私は第4騎士団団長のメイリン・グレゴリオだ、メイリンと呼んでくれて構わない』


俺、ハンス、ユーリは蛇に睨まれた蛙の様に硬直しているとロメオは俺達の耳元で囁く。


『すまない、団長の目は生まれつきで睨んでいる訳では無いからね、団長結構気にしてるみたいだからなるべく普通に接してくれると助かるよ』


メイリンさんを見ると少し悲しそうな顔をしていた。結構可愛いなこの人と思いながら挨拶する。


『俺とハンスの事は知ってるだろうからロメオとメイリンさん、コイツが今回一緒に調査する冒険者でユーリだ!』


『あ、あの、ユーリって言います!よ、よろしくお願いします!』


そして俺はユーリに詳細説明を任せ説明して貰う。そしてメイリンさんが口を開く。


『ふむ、ギルドも不審に思ったか、私の予想では熊が逃げて来た場所に強い魔物が出た可能性がある』


メイリンの言葉に俺は質問する。


『メイリンさん、もし予想が当たってたとしてその魔物ってどれくらい強いと思う?』


『オニックマは危険度Bだから最低でも危険度Aだろうがドラゴンが出てくれば軍を動かす事になるから私も同行する事にしたのだ』


ドラゴンと聞いてハンスとロメオは唾を飲み、ユーリは顔を真っ青にし、俺は興奮していた。しょうがないよね、ドラゴンは男の夢だから


『なるほど、じゃあメイリンさんには同行して貰うって事で良い?後ドラゴン倒したら格好良い二つ名とか付く?』


『はははっ!ドラゴンと遭遇するかもと聞いて倒した事を聞いてくる奴は馬鹿か英雄だけだぞ!』


『団長さん、そいつは馬鹿の方なんで無視して下さい』


メイリンさんは楽しそう笑う。ハンスは後でお仕置きしておこう。


『では各々準備して貰って1時間後に西門で集合しましょう、では1時間後に』


そして俺達は一時解散して準備に向かう。

俺はというと準備する事が無いので西門でニアさんから貰った手帳を見て過ごした。


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