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106.最強とは強敵が相手でも怯まない事だ!

『変態さん、あそこにいるのユーリちゃん達じゃない?』


『ユーリさん、フーコさん達です』


『ハンスさん!ご無事でしたか!?』


『おう!フーコちゃんのおかげでな!』


『ふははっ!褒め称えると良いわ!』


『フーコはもう少し罠を警戒しなさいよね、フーコのミスで私達が死ぬかもしれないんだから』


『すみませんでした』


ユーリがフーコを説教している最中にロメオはハンスに小声で話をする。


『フーコさんのおかげとはどういう事ですか?』


『あの子、実は強くてさ、階層ボスもソロで楽勝だったんだよ』


『そちらもですか・・・こちらもユーリさんとクリス君で圧勝でしたよ、魔法師団がクリス君を見たら欲しがるでしょうね』


『ラッキーの周りは化物が集まんのか?フーコちゃんに至っては強い上に不死なんだとよ』


『不死とは死なないと言う事ですか?』


『頭に矢が刺さってんの見たから間違い無いよ』


『はぁ・・・アリス様達にどう説明すれば良いですかね?』


『嘘を吐いても意味無いし、ありのまま話すしか無いだろ?説明はロメオに任せる!』


『せめて一緒にいて下さいよ!フーコさんの戦闘を実際見たのはハンスさんなんですから!エイラさんに言いつけますよ』


『エイラさんを出すなんて卑怯だぞ!この前のアイジューさんの時は殺されかけたんだぞ!』


『逃げたら言いますのでよろしくお願いしますね』


『お前、段々とやり方がラッキーに似てきたよな?』


『ハンスさんに仕事をさせられるなら何にでもなりますよ』


『ロメオさん達、説教は終わりましたので行きますよ』


『はいよ〜、行くぞロメオ』


『あの子達の足を引っ張らない様頑張りますよ』


その後ユーリ達は難無くダンジョンを攻略して行く、


『フーコ!罠警戒しろって言ったでしょ!』


『いつの間にかに呼び捨てにされてない?私の方が年上よね?』


『敬語を使って欲しければちゃんとしなさいよ!ラッキーより酷いわよ!?』


『おいぃ!アイツと一緒にすんな!あの野郎はわざと罠踏んで私を殺しまくったんだからな!』


『多分フーコさんが言うこと聞かないからムカついたのかと・・・』


『ちゃんと聞いてるわよ!でも言う通りにする気がないだけよ!』


『なぁロメオ?フーコちゃんって頭悪いだろ?』


『先程頭に矢が刺さったからおかしくなっているのでは?』


『ラッキーが言うにはフーコはこの世の馬鹿達を掻き集めても超えられない馬鹿らしいわよ?』


『最強の馬鹿ってか!?ラッキーのバカヤロー!アイツ絶対殺してやるからな!』


『やべぇよ、ロメオ、あの子死にたがりか?俺は不死になってもラッキーに挑むつもりないぞ?』


『いや、ハンスさんが不死になったら遊び感覚で殺されると思いますよ?』


『確かに!不死じゃ無くて良かったぁ!』


道中襲って来た魔物はクリスとフーコで倒して行きついに最後のボス部屋の前に辿り着いた。


『やっと着いたぁ!フーコちゃんが死にまくるから結構かかったな』


『おい変態!私のせいだって言いたいのか?ぶっ飛ばすぞ?』


『ケツ蹴りながら言うのやめてくれる?地味に痛いんだけど・・・』


『じゃあ最後は良い所の無かった変態がやれよ!』


『無理だから!?俺は一般の人より少し強い程度だから!』


フーコが扉を開けて皆が構えると奥から出て来たのは黒い巫女装束を着た老婆だった。それを見たロメオとハンスは慌てて指示を出す。


『全員撤退!!!最悪の敵だ!』


『何ビビってんのよ?今までで1番弱そうじゃない!』


老婆は詠唱をし煙と共に何かが現れる、煙が消えていくとそこにはどこかで見た男が居た、それを見たユーリ達は戦慄する。


『ねぇ?あれってラッキーよね?』


『だから逃げようって言ったんだよ・・・あの老婆は相手の記憶から1番強い奴を読み取って生み出すんだ』


『偽物なら楽勝ね!行って来い変態!』


『偽物って言っても俺達の知るラッキー並には強いんだよ?俺が勝てるわけねぇよ!』


すると老婆は偽ラッキーに指示を出す。


『来るわよ!』


『偽物でも殴ればスッキリするかも!』


そして指示を受けた偽ラッキーは老婆に近寄ると老婆の頭を吹き飛ばして消えていった。


『えぇ・・・どういう事?』


『偽物でも命令されて腹が立ったのでは?』


『アイツが絡むと碌な事無いな、助かったけど』


『あれで終わりなの!?一発ぐらい殴りたかったのに!』


『まぁまぁ、他にもダンジョンはありますし次に期待しましょうよ』


『じゃあ攻略報酬を貰いに行きますか』


ユーリは宝箱を開けるとそこには虹色の液体の入った瓶が入っていた。


『何これ?ねぇ、こんなのが入ってたんだけど』


『凄い色ね、飲んでみましょ!変態さんグイッとどうぞ!』


『喉カラカラだったんだぁ!って飲むかこんなモン!』


『私も見た事無い物ですね、クリス君は知ってたりしますか?』


『僕も見た事無いです、ギルドで鑑定してもらうのはどうでしょう?』


『むふふ、きっと霊薬とかで高値で売れるイベントがあるのね』


期待に胸を膨らませユーリ達はダンジョンを出てギルドへ向かうのだった。

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