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1話:吾輩、猫を拾ってまいった。


 吾輩は、(よわい)四十を過ぎたおっさんである。名乗るほどの名前は無い、おっさんで構わぬ。


 つい先日──あれは雨の日の夜だった。


 ミャオ〜! ミャオ〜! と、何やら妖のような声が微かに聴こえ、吾輩は一瞬、心臓を停止しかけたのだが、家の前にはずぶ濡れお化け顔負けの、ヨチヨチと覚束ぬ足取りを見せる小柄な猫がいた。


 猫はかなり痩せこけており、生後などよく分からぬが、どう見てもチビであった。


 参った、参った。これはどうしろと? 吾輩はそう思い、一度は見て見ぬ振りを決めた。


 だがしかし、ミャオ〜 ミャオ〜! とずっと自分の存在を吾輩に知らせようとする健気さに、いてもたってもおれず、猫を家に招くことにした。


 幸い、家族もいぬ独り身が故、迷惑をかける身内などいもしない。


 吾輩は、猫を拾ってまいった。


こちらは、気分転換の物語になりますが、少しでも面白い、続きが気になるな。と思って貰えましたら〔ブックマーク〕や、広告下の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にしてもらったりGoodボタンを押して貰えると嬉しいです。



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― 新着の感想 ―
『おっさん』と『猫』のこれから始まる物語がとても楽しみです(๑^◡^๑)
ぬこと聞いて(=^ェ^=) 猫侍を思い出しました。 オジサンと猫って堪らんです♡
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