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現世でスーパーエリートな俺様がチートてんこ盛りで異世界へ  作者: 安ころもっち


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/// 9.ギルドにて

ようやく帝都に到着したサイコ。まずは遺跡に潜れるようにレベル上げと生活基盤の作成だ!


やってやりますよ!!!




帝都内に入り、しばらくすると馬車がゆっくりと止まる。


「よし!降りるぞサイコ!」


サイコに声をかけ、アレクたちは馬車を降りる。それに続いて手早く馬車を降りるサイコ。


アレクだけは後方の馬車に向かうとドアを開けて執事エイルがアレクの持っている紙に指をかざすと一瞬光る。


「サイコ!何かあったら屋敷に来なさい!相談に乗るわ!絶対よっ!」

執事エイルの後ろからカトレアお嬢様がひょこりと顔をだし叫ぶ。まだ幼さの残る金髪カール美少女は白い歯をみせ笑顔を見せると右手を前に突き出しサムズアップ。


あー異世界でもサムズアップはあるんだなと思いながらもつられるようにサムズアップで応えるサイコ。


「その時はお願いします!」


その返答にカトレアお嬢様はさらに笑顔を咲かせ手を左右に振ってから顔をひっこめた。


執事エイルもいい笑顔でお元気でとしばし別れの挨拶をかわす。


アレクが戻ってくる。とりあえずギルドに行くぞと声をかけられ、すぐ近くの大きな建物へみなで向かって歩き出す。


歩きながらもあまり目立たないように周りを見渡すと、獣耳やもふもふしっぽ、鱗肌に長い耳などなど、多種多様な人たちが行きかっており改めて異世界にきたのだと実感する。


(猫人キターーー!!!あんな女達とくんずほぐれつモフモフしてーーー!)


「サイコはまずは冒険者登録からしたほうがよいのう」


よこしまな考えをしているサイコも、ウィンの提案にうなずきながらギルドと思われる建物の入り口をくぐった。


「ほれ登録料がかかるからの」


銀貨のようなものを2枚わたされるとウィンに指さされたカウンターへ進む。


アレクたちは依頼の終了報告があるというので別行動になる。ちょっと不安ではある。




ギルドの中は左側には食堂のようなものが見られ、かなりの人数が昼間だというのに飲めや歌えやの大騒ぎな状態だ。


店員と思われる何人かが忙しそうに動き回ってる。マジカオス。


右手には広い階段があり上へと続いている。


正面にはいくつかのカウンターがあり一番右側の一番小さなカウンターが先ほどウィンが指さしていたところで、カウンター前には何やらわからない文字で書かれているのだが新規受付とかかれているとわかるから言語疎通、マジ万能。


(よかった。言語疎通は文字にまで通用するんだな。どういう仕組みなのかさっぱりわからんが・・・)


カウンターには熊耳のような丸い耳をもつ大柄の女性がカウンター越しに待機している。


ゆっくりとそちらに向かって歩き出すと、右側の階段前のエントランスのような小さな空間には、ちょっとがらの悪そうな男たちが数人ニヤニヤとこちらを伺っている。


(うーん、異世界転生定番のギルドでからまれ返り討ちーって展開か?でもこの世界で返り討ちできるかは・・・困ったな。まあ周りに他にも冒険者らしき人たちもいるし大丈夫だよな・・・まあ念のため・・・)


サイコはニヤついた男たちを鑑定してみる。


モブ男

種族 人族 / 年齢 48 / 性別 ♂

LV 11m

力 62

守 15

知 5

速 9


モブ太

種族 人族 / 年齢 45 / 性別 ♂

LV 10m

力 49

守 10

知 2

速 16


モブ次

種族 人族 / 年齢 43 / 性別 ♂

LV 8m

力 25

守 31

知 12

速 5


(よえー!アレクさんに比べたらザッコすぎっ!だけどスキルが見えなねーな。何か隠ぺいの道具でも使ってるのか?そいうえばアレクさんたちもスキルとか見えなかったな。あれも隠ぺいされてるのか・・・どっちにしても今の俺じゃー返り討ちは無理だな・・・できるだけ関わらないようにするか・・・すげームカつくがな!)


不満を持ちつつもなるべく顔に出ないように気を付けながら、ようやくカウンターに到着すると熊人なお姉さんに話しかける。


「あの・・・登録したいのですがこちらで良いのでしょうか?」


「はい!こちらで良いですよ。登録には銀貨2枚ですがよろしいですか?」


サイコは先ほどウィンからもらった銀貨をカウンターの上へ置く。


「ありがとうございます。それではこちらに記入をお願いします。ギルドについての説明はどの程度必要ですか?不要であればなしでも大丈夫ですし・・・」


「念のため、説明も詳しくいただけますか?」


渡された用紙に名前などを記入しながらにっこりと笑みを返す。


(名前と性別、種族ぐらいしか記入しなくていいのか・・・それにしても文字も書こうと思ったら自然とこっちの言葉に変換されるようだし便利だな)


記入し終わった用紙を提出するとカウンター下から薄い銅板のようなカードを出し、サイコに差し出してきたので受け取る。


「そのカードに指をあてて魔力を通してみてください。それで登録は完了です。カードは身分証明になるのでなくさないでくださいね?再発行はまた銀貨2枚かかりますので・・・」


「わかりました」


そう言うと受け取ったカードに指をあてこんな感じか?と力を入れてみる。


指先が光りカードに吸い込まれていくように光が消える。


どうやらこれで登録が完了したようだ。


「では説明しますね。あらためまして当ギルドの新規登録カウンター担当のクリスです。よろしくお願いしますね、サイコさん!」


クリスは丁寧に両手をカウンターの上にそろえ一礼する。豊満な谷間がちらりと見えてどきっとするがもちろん顔には出さないサイコ。


「よろしくお願いします。

(おおおおおおっぱい!!!いいっ!すごくいいっ!!!モフモフな耳とあのおっぱいを堪能しながらキャハハウフフしてすべてをゆだねたい!!!)」


「説明の前に・・・サイコさんは覚醒したてなんですよね?最初は偽装かなにか使われているのかと思いましたが、そのような装備もされていないようですし・・・」


「ええ、恥ずかしながら田舎育ちだったため覚醒というものも昨日初めて知ったものですから・・・」


「そうでしたか。そういった方も稀におられると聞いたことがあるので。それに話し方も丁寧ですし初対面の女性に無許可で鑑定をしないなどマナーについてはしっかりされてるようなので・・・私も好感を持って案内できそうです!」


クリスのにっこり笑顔にサイコもにっこり。


(あっぶねー!!!執事エイルさんの忠告があったから念のため鑑定を控えていたらやっぱりその手の感覚を持ち合わせる人も多いんだな・・・)


「まずは依頼についての説明ですね。ギルドではあちらの掲示板に常時依頼を張り出すので、受けたい依頼があれば受付に提出してください。依頼にはA~Eまでのランクがありますのでそれぞれご自分のランクと同じか下のランクの依頼は受注できます。サイコさんは登録したばかりなのでEランクとなります」


なるほどとうなずくサイコ。


「依頼については、遺跡にかかわる魔物、鉱石、薬草の素材収集や、遺跡以外での魔物の討伐、荷物運びや掃除洗濯店番などの雑用みたいな依頼があり、中には帝都内のごみ拾いなどのペナルティ扱いの強制依頼などもあります。まあサイコさんには関係なさそうですけどね」


「そうならないように気を付けますね(にっこり)」


「依頼については期限内に終わらせないと報酬の半額の違約金が発生して、さらに失敗が続くとランクが下がったり資格停止や先ほどお伝えしたペナルティ任務が与えられますのでご注意くださいね」


テンプレなのかすらすらと案内を続けるクリス。


「遺跡や街の外での魔物の素材などは依頼にかかわらず常時ギルド内で買い取りを行っています。もちろん依頼があった時に納品したほうが高額となるのですが、そういった依頼がある時はそちらを受けてからどうぞ。受けている人が優先となりますので依頼表がない方は通常買い取りとなりますのでご注意を」


(依頼は早い者勝ちで予約制みたいなものか・・・)


「あとは~Aランクに上がる時は試験があるということぐらいでしょうか。ランク自体はその上のSランクまでありますが、そちらは試験ではなく実績で、となっています」


(Sランク・・・エイルさんとかもしかしたら・・・)


そんなことを考えるサイコをよそに話はまだまだ続く。


「そうそう、ギルド内の施設としてはあちらの食堂は常時営業しています。食堂とカウンターの間の通路は左側は装備品や魔道具などを取り扱うショップへ、右側には素材加工倉庫などがある通路となってます。カウンターでは依頼の受付と素材買取などなど。こちらから2階にあがれるので上は宿泊施設となっています。初歩的な案内は以上ですがその他は大丈夫でしょうか?」


(小首をかしげるクリスさんかわいいなぁおいっ!是非お近づきにーーー!・・・と、そういえば遺跡前のレベル上げ施設もあるんだな・・・)


「そういえば、遺跡に入るまでのレベル上げについても行える場所があると聞いたのですが・・・」


「訓練所ですね。ございますよ。こちらの奥の扉より入れます。その際は私にお声がけください!」


そういうとサイコから見て右側を指さすクリス。


「わかりました。おちついたら利用させていただきます」


クリスさんにぺこりとお辞儀して振り返り、とりあえずアレクさんたちと合流しようと一歩踏む出す。


そして目の前がまっくらになり何かにぶつかった・・・


「いてーじゃねーか新人!!!」


鼻を抑えながら顔を上げると、目の前にはモヒカン頭のヒャッハーな輩・・・モブ男とその両隣には残りの二人がニヤニヤと笑いながら立っていた・・・


やっぱこうなるのか~~


お読みいただきありがとうございます。安ころもっちです。


期待してる! 早く続きを! 読んでやってもいいよ!


そんな方はブクマや下の☆を押していただけるうれしいです!

もちろんコメントやレビューなどもいただけると飛び上がって喜びます。


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