青春を謳歌したい人が集う究極の部活
皆さんちゃっす!あかずきんだよ~!
っていう感じで良いんかな笑
今回初投稿をさせて頂きました
自分なりに結構考えて書くつもりです!
ギャグ要素も取り入れながら恋愛していこうと思います!
ハチャメチャなストーリーですが読者を置いていかぬよう程よく丁寧に書いていきます
俺の名前は中身良助 今年から念願のK高校に入学することになった。
高校生になると文化祭など中学の時に無かった行事が増え、とてもワクワクしている。
そして高校生活最大とも言える、恋愛というものは是非ともしてみたいものだ。
そして俺には叶えたい夢があった…
その夢とはそう! 誰もが一度は抱いた事があるだろう、モテモテになることだ。
残念ながら生まれてこの方一度も恋が成就したことはない、それは俺が女子を前にすると緊張してしまい、話が成立しないのが原因だと推測する。
あと顔も少々自信はない。
夢を叶えるべく俺はK高校に入学した。
なぜならK高校には全国屈指の部活、モテ部があるからだ!
俺はどうしたらモテるのかを探したいがために必死に勉強をしてこのK高校に入った。
夢を叶えるために俺は努力を惜しまない!
これはちょっぴりアホで今まで全然モテなかった主人公が卒業の頃にはモテモテになる(?)話。
~入学式~
「遅刻だ遅刻ー!」
私の名前は東条冬華
家はラーメン屋でたまに店の手伝いをするときもあって、一応東条ラーメンの看板娘をやらせてもらってます。
弟が二人いて、両親が店をやってるので夕食は大体私が作ってる。
部活は中学の頃はテニス部だったけど今は迷い中…
部活はともかく私が一番したいのはそう!恋だ。
小さい頃から色んな男子から告白されるもののイマイチ気が進まず、軽い気持ちで付き合うのも失礼なので断り続けた結果、彼氏ができたことは無い…
なので高校生で素敵な人と出会い、恋に落ちるのが私の夢である。
だが…
入学式から目覚まし時計が壊れ、朝食は落とし、電車に乗り遅れるといった不運続きだ。
「こんな事じゃ先が思いやられるな…」
なんて思いながら学校に着いたときには入学式が終わって各教室に入るところだった。
~教室~
教室に着き、自分の席を確認した。
「窓際の席じゃん、ラッキー!」
指定された席に向かいカバンを置いたそのとき、誰かが走ってきた。
「!?」
「ふゆかー、おっはよー! 今日遅刻したでしょ?」
この子は西山夏美 幼なじみの一人でとても明るく元気な子だ。
「夏美!同じクラスだったんだ!」
「そうだよ、ってか入学早々遅刻ってやるじゃん?」
「別にしたくて遅刻したんじゃないですー。」
夏美とそんな話をしていると誰かが教室に入ってきた。
「ガララララッ」
「はい、皆さんおはようございます。私は皆さんの担任の鈴木一礼と言います。これから一年間よろしくお願いします。」
このおじいちゃんが担任かー、そう思いながら窓の外を見てると何かボソボソと聞こえてきた。
「やっとこのK高校に入れたんだ、まずは落ち着いて友達から…」
隣の席の子だ。
名前はなんて言うんだろう。
と思ってたら先生が一人ずつ自己紹介をすると言った。
どんどん自己紹介が終わって隣の席の子まで順番がきた。
「ぼ、ぼくは中身良助と言います、一年間よろしくお願いします。」
中身君か、悪い人じゃなさそうだな。
全員の自己紹介が終えて、次は班決めだ。
「冬華!何班にする?」
「どれにしようか、楽そうなのが良いよね。」
「んー、どれが楽なんだろう。」
「夏美はしてみたいのとかないの?」
「え、私? 私は生活班ってのが気になるかな、なんか小学校に戻ったみたいで楽そう!」
「生活班か、うん、楽しそう! 夏美、それにしよう!」
ということで班決めは終わり、生活班のメンバーは…
東条冬華、西山夏美、田中ロミオ、中身良助、に決まった。
仲良くできるかな。なんて思ってたら田中君がこっちに来た。
「田中ロミオです、名前は親がシェイクスピア好きでこうなっちゃった。同じ生活班同士、仲良くしようね。」
「あ、はい!東条冬華です、よろしくお願いします。」
そう言うと田中君は夏美との挨拶に行った。
いい人そうでよかった。そう思ってると次は中身君が来た。
「あ、あの!な、中身良助でしゅ!よろしくお願いします!」
「あはは!そんなに緊張しなくて良いよ!私は東条冬華、よろしくね。」
そう言うと中身君も同様、夏美の方へ行った。
面白い子だったな。友達になれるかな。
なんて思ってたら夏美がすごい笑顔でこっちに来た。
「ねぇねぇ冬華!ロミオ君ってめちゃくちゃ爽やかでイケメンだよね!」
「そうだね、いい人そうだった。顔もたしかに整ってたかな?」
「もう冬華って毎回そうだよね!何度イケメンに告白されても断るんだもん。」
「それは!別に好きでもない人に告白されたら断るでしょ!」
「じゃあ冬華は好きな人はいるの?」
「いないけど…」
「やっぱりねー、経験も大事だと思うから誰かと付き合えばいいのに。」
「んー考えとく…」
そんな話をしてると横目で田中君と中身君が話していた。
何話してるんだろう。と思ってると。
「何?君みたいな人には興味ないんだけど?」
「あ、いや、挨拶をと思って…」
「必要ないね。じゃあ僕は忙しいから。」
と言って田中君は中身君を置いて他の女子との交流を深めに言った。
中身君は少し寂しそうだった。
それを見て田中君とは友達になれそうに無いなと思った。
「キーンコーンカーンコーン」
チャイムがなり次の話にうつりプリントが配られた。
入部届だ。
「部活かー、何入ろうかなー。」と夏美が言った。
「え、私てっきり陸上続けるのかと思ってた。」
「ここの陸上部の練習、鬼のような練習で有名だし。先輩も『青春したいなら陸上だけはやめな』って言ってたし…」
「そっかー。じゃあ陸上はあんまりのり気じゃないのかー。」
「うん、冬華はテニス部に入るの?」
「いや、入らない!」
「そうなんだ。じゃあ一緒になんか体験してみようよ!」
「そうだね! あれ、このモテ部ってなんだろう?」
「モテ部? あ、本当だ、何する部活なんだろうね。」
「じゃあ今日は一緒にこの変な部活見ていかない?」
「いいね!行ってみよっか!」
~放課後~
私は夏美と一緒にモテ部の活動場所である第4美術室を目指した。
「ここ、かな?」
「こんな教室から遠いなんてね…」
「あれ? あの子って…」
「中身君…だっけ? あの子いつもソワソワしてるよね。」
「入りたいのかな? 声かけてみよう。 中身くーん!」
声をかけるとビクッとなってこちらに気づいた。
「ふぇ? あ、と、東条さん、どうしたんでふか?」
「でふかって(笑) えーと、中身君もモテ部見学するの?」
「は、はい! この部活に入りたくて、でもいざ目の前にすると緊張して…」
中身君の顔は嬉しそうながら震えていた。武者震いというやつだろうか。
「じゃあ私たちと一緒に見学しよ? 夏美も良いでしょ?」
「う、うん私は別に構わないよ。」
すると中身君はパッと明るくなった。
「あ、ありがとうございます!!」
「いや、良いって! それより入ってみよ?」
ドアに手を伸ばし、目で合図をし、開けた。
「ガララララ」
そこには私の知らない世界が広がっていた。
「うわぁぁぁぁ!」
みんな同じタイミングで感激した。
「ここって学校よね? お城じゃ無いよね? 冬華!」
「うん、たぶん学校の中だと思う。」
夏美が言ったようにおとぎ話で見るような豪華な部屋となっていた。
「ここが、モテ部…」
中身君がそう言うと、美男美女がこっちへやって来た。
「君たちは、新入生かい? 僕はこのモテ部の部長をさせてもらってるシャーロンと言う者だ。」
「シャーロン?」
皆が不思議そうに言うと。
「ちなみに偽名ですよ。」ともう一人の美女が応えた。
「あ、申し遅れました私モテ部副部長のビクトリアと申します。ちなみにこちらも偽名です。」
するとシャーロンさんが言う。
「皆はここに入部希望かい?」
「はい!」
最初に中身君が応えた。
「そちらのお嬢さん方は?」
「あ、私たちはただの見学でまだ決めてないんです。」
「そうか、思い存分見学していってくれ。」
シャーロンさんがそう言うと美男美女は中身君をつれて去っていった。
「すごいところに来ちゃったね、夏美。 ん? 夏美?」
夏美は口を開けて豪華なシャンデリアを見つめていた。
どうやら夏美は魅了されているらしい、まあ私も魅了されてるんだけど。
「冬華、私、ここ入ってみようかな。」
「!?」
私は驚きのあまりしばらく声が出なかった。
「夏美本気!? たしかに素敵だけどまだ他の部活見なくて…」
「いい!私ここにする!」
私の話を遮るように話を重ねてきた。
夏美はこうなったら止められない。
「わかった、今日は見学って言ったんだし、申し込むなら明日だね。」
そう言うと私の話も聞かずに夏美は一人で見学を始めた。
「まったく、しょうがないな。」
私が呟き、自分も見学を始めた。
それにしても、本当に広いな、このフロアで教室10個分はあるんじゃないかな?
このフロアでって言った訳は、どういうわけか階段が上下にある。
ちなみにここは3階、この学校じたいは5階まである訳だから階段が
あること自体は不思議じゃない。
ただ美術室のなかに階段があるのは初めて見たし、聞いたこともない。
色々疑問が浮かびあがるが今日の所は大人しくこのフロアで我慢しておこう。
それにしても中身君はどこに連れていかれたのだろう。
~1時間後~
結局このフロアで色々みたけど分かった事が3つある。
1つ、この教室は第4美術室なのに第1美術室より断然広い。
2つ、この教室の中の物は全て金、もしくは金箔が貼ってあり、かなりお金がかけてある。
3つ、一時間近くたってもこのフロアには部員らしい人は見てない。
これら
あ、もうこんな時間になってる、もう帰らないと夕食作れなくなっちゃう。
とりあえず1章はこんな感じで書いてみました!
いかがでしたでしょう?笑 アホらしいてすね笑
けどこれからもアホらしさを真面目に書いていこうと思います!