この世界が滅する前に。
人々が人類の発展のために考え出した植物から発生するエネルギー。そのエネルギーを作る過程に発生するグラシウムは植物や人間に害の気体だった。植物は黒く荒れ果て、人間の体に侵入すると、決まった期間の後に人々は植物状態になってしまうのだった。主人公の周(あまね)はバイクの事故で人を殺めて遺棄したことがあり、その事実から目を背けてきた。世界の人々が眠っていくなかで周は特に大切なものもなく学校に毎日通っていた、するとそこで生物の先生の陽介に出会い充実した毎日を送り出した。しかしある日を期に先生はグラシウム中毒に陥ってしまい眠ってしまいそうな毎日が続く。そんな中先生に婚約者が居ることが発覚してショックを受ける周しかしそれ以上に衝撃の事実に気づいてしまった。「愛せば愛はかえって来るものですよ」先生の言葉の意味を知るために少しずつ目を向け始める周。滅び行く世界で愛を理解するために必死に生きようとする少女とその回りの人々のお話です。
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2019/05/18 22:48