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完結した小説

この詩が理解されないなら

作者:一天草莽
 中学時代ほぼ引きこもり状態だった吉永一志は、ある冬の日に出会った歌をきっかけに少しだけ前向きに物事を考えるようになり、もっと人生をエンジョイするべく「高校デビュー」することを目指す。しかし現実は思うようにいかず、期待していた高校生活は出足でつまづいてしまうのだった。
 その後、たまたま見つけた新聞部に入部して心機一転を図るが、小学生ぶりに再会した幼馴染の先輩でもある部長に命じられた仕事は詩や四コマ漫画を作るというもので、これがなかなかうまくいかない。ならばと代わりに命じられた取材に向かう途中、吉永は寂しく泣いていた一人の少女と出会った。
 それは中学生のころに彼を変えるきっかけとなったバンドでボーカルをやっていた少女であり、拙いファンレターを渡した甲斐もあって、彼女もまた彼のことを覚えていた。その縁で彼女はバンドのトラブルや悩みを吉永に打ち明け、どうか力になってほしいと願い出る。
 元ひきこもりだった自分に何ができるのかもわからぬまま、それでも今度は悩める彼女を自分が助ける番だと、甘酸っぱい恋心を自覚した彼は彼女のため奔走するようになるのだった――。
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