3 メンタル ②
半端とは、結局は何を言いたかったのだろう、今も、その時も、私の中のものは何も変わってはいない。それなのに、何かが変化したような気がする ……それは、何だろうか、
以前、小説を書くことについて書いたエッセイもどきで私自身書いていたように、小説を書くという行為は、他の執筆作業と少し違うように思う。
一番大きく違う部分は、長編だろうが、短編だろうが、構成が必要だという点だと思う。小説は物語だからこそ、繋いでいかなければならない。物語をつなぐ上で、合理性のあるものを拾っていく必要があるそうでなければ、最初から物語が破綻するからだ。
そこには、明確な小説を書くという執筆活動の中での一定のルールが存在する。それが出来ていないと、物語が破綻するから、それは小説を書こうとする方の必須な思考だと思う。
(私は、文章の順序が滅茶苦茶なことがよくある それは、元々苦手だということもあるけれど、一つは詩を書く上で、文章を崩すという習慣が根付いてしまったから、ということも大きいと思う。もとに戻せない私が悪いだけで、詩は悪くはない)
半端とは、私は、そういった意味で、物語の構成が難しいと言いたかったのだろうか?
そう自問自答してみて、いや、違うとすぐに答えが返ってくるくらいには、この指摘は違うようだ。
それでは、真剣味についてだろうか、私は、自分自身不真面目だと思っているし、再三、雑文でもそう自身のことを評価しているように思うけれど、
という自問自答もすぐさま違うという答えが返ってきた。なるほど良い性格をしている、 私は、自分が不真面目なことについてあまり悪いとは思っていないらしい。
それでは、半端とは何を私は指していたのだろうか、
ここで、先ほどにも挙げたように、私は、自分の好きなものを敢えて否定することで、何かを守ろうとしていたのではないかと考えたのだけれど、それは一体何だろう
自分はもっとかけるはずだという女々しいプライドだろうか それとも、何かを失いたくなかったのか、
それらは、そうなような気もするけれど、その一方で違うような気もする。そもそも、そのようなことで傷つくようなプライドならば、私はここまで赤裸々に自分のことを雑文で晒したりはしない。私は、全てを記録したいという欲求のままにただただ書かせていただけているだけなのだから。
書きたいから書いているだけのそれだけの人のはずだ。
何かまたかすったような気がするけれど、私は今、何を偽ったのか、微妙にすり抜けていく自分の真意に、自分で戸惑う。一体どういうことか
つまり、私は、書きたいことだけではなく、”書きたくないことも書いているという状況に”嫌になり、そんな半端な”自分の態度に怒りを感じていたのかもしれない”
でも、私が書きたいものって、一体なんやねん。そんな抽象的なもの解らないし、浮かばない。
つまり、私は表層的には全く気付いてはいなかったけれど、無意識的には嫌がっていることを知らず知らず書き続けていて、それに対して、無意識だが、無意識の意志が反発して、嫌がった結果、半端なものはやめてしまえ←今ここ という状況に陥っているのではないか
……という自己分析が出来上がった
……なんてめんどくさい
……なんて、面倒くさいんだ、自分