詩 雨 作者: 竜崎 詩音 掲載日:2016/06/15 なんとなく聞こえてた 多分聞こえてた きっと聞こえてた、はず 君の声 遠くには見えていた 恐らく見えてた ぼやっと見えていた、はず 君の姿 だけど 雨が多いこんな場所じゃ 水滴が耳に蓋をして 水滴がレンズを曇らせて 何もできやしないじゃないか 雨はいつか止むんだよ そんな君の優しい声を 雨はいつか止むんだよ そんな君の厳しい背中を 聞きたいけど 見てたいけど もうどうでもいいからさ、 汗だろうが、涙だろうが、 軽く濡らすくらいなら いっそ溺れさせて欲しい