日本を救う会(政党日本を救う会、佐藤内閣。野球部特待生の問題)
佐藤総理大臣は、そうだという顔で、
「本来、それなりの力量のある指導者が、指導に当たるべきです。下手が教えたんでは、単に精神論だけです。」
「日本は、変な精神論が支配するところがあって、能力のない指導者が、幅を利かせるところが、あります。」
「成さねばならぬ、何事も。。。。。。」
「それは、それで良いんですけども、具体的な手立てを、示さなければ、時間と労力の無駄です。しかも、精神的に子供を追い詰めるだけです。」
諸田財務大臣は、困ったもんだ。と言う表情で、
「日本は、今や世界中と競争しなければならない。無駄なことに、多大な時間をかけている余裕はないぞ。」
「部活動は、基本的には、趣味の世界、遊びの世界だ。」
「本当に、やりたい子だけが、やれば良い。」
「もちろん、その中から、一流になる人も出てくる。だが、野球の選手を見てみろ。。。」
本田幹事長は、諸田財務大臣も見ながら、
「プロになるというのは、大変な世界だろ。。。。」
「たしか、野球部員の中で、ドラフトで選ばれ、プロになれるのは約900人に1人だ。」
「しかも、ドラフトで選ばれても、大半は、1軍に上がれず、数年で野球界から、去っていく。。。。。」
諸田財務大臣は、そうなんだという顔で、
「私の知り合いの人の子供が、高校野球部の特待生に選ばれたそうだ。高校では、すべて免除で金もかからん。」
「最初は、大喜びで、本人も、中学の野球部では、抜きんでた存在で、鼻高々だったんだが。。。」
「高校の野球部となると、そういう特待生が、ごろごろいるわけで。ところが、その高校の野球部にしても、5-6年に1回、甲子園に出れるという程度だ。」
「こういう風に、両親にとって大きな誤算だったのは、野球で生きていくのは無理。しかも、野球部の活動が忙しく、学業成績が、どんどん下がったことだ。」
本田幹事長は、それだったらという顔で、
「野球部を辞めて、新しい人生を切り開くべきだ。」
諸田財務大臣は、そうなんだなあ。と言う顔で、
「わしも、そう思うんだが。。。。そういう風に、割り切れんみたいだ。」
「何しろ、野球部の特待生と言う事で、その高校に入ったわけだし、野球部を辞めると言う事は、その高校からも追い出されかねない。」
「また、他の高校へ移ると言っても、簡単ではない。何しろ、野球・野球に追われて、成績は、下の方だ。その成績では、他の高校に移るのは、難しい。」




