日本を救う会(政党日本を救う会、佐藤内閣・高騰する医療費)
医療費の高騰が問題になっている。
諸田財務大臣は、医療費の現状について、説明した。
「医療費は、現在40兆円です。中でも、日本社会の高齢化に応じて、75歳以上で全体の約4割の医療費を使っています。」
「金額的に言うと、75歳以上の医療費は、一人当たり約100万円です。65歳以上75歳未満は一人当たり約20万円です。65歳未満は、当然のことながら、もっと少ないです。」
本田幹事長は、ため息をついて、
「1年間の税収が55兆円しかないのに、医療費に40兆円もかかるというのは。。。。」
「しかも、日本の医療は、安い費用で質が良いと言われてきたが、最近の統計では、世界でも3番目に高いという話だ。」
「これは、国内総生産に対する医療費の比率だが。」
佐藤総理大臣は、考えていたが、
「人は、年を食うと、病気になりやすくなる。ただ、金が無限にあるわけではない。高齢者だけに無尽蔵に金をつぎ込むわけにはいかない。」
「何らかの対策を取らないと、国民皆健康保険制度そのものが崩壊する。」
諸田財務大臣は、元気な声で、
「今、ベビーブームにより、人口減少に歯止めが掛かり、税収も上がり、高齢者の比率も急速には上がらない。」
本田幹事長は、頷きながらも、慎重な顔で、
「そうは言っても、何らかの対策が必要で。国の金は、国民全員のものです。高齢者だけが使いまくるのは、困る。」
「特に、第1次ベビーブームの世代が65歳を超え、彼らの高齢化は、さらなる医療費の膨張を生じる。」
「総理が仰るように、放っておけば、国民皆健康保険制度そのものが崩壊する。そんなことになれば、みんな自己負担と言う事になる。」
諸田財務大臣は、少し怒ったような顔で、
「それは困る。今は、保険制度があるからこそ、安心して病院へ行ける。全額自己負担だったら、財布と相談して病院へ行くか。。。決めなければならぬ。」
「やはり、対策が必要じゃあ。」
諸田財務大臣は、続けて、
「そもそも、日本の医療費は、世界の中でも高額だ。医療費には、病気やけがの治療に要した費用だけでなく、予防、公衆衛生サービス、介護などが含まれる。」
「特に高齢化が進んでいることや、生活習慣病から、医療は、治療より予防が重要だ。」
「医療費を減らし、世界の平均並みに、また、予防に力を入れて、医療費の抑制を図らないと。」




