おまけ
※おまけ
その日、俺は人生最大の事件に遭遇していた。
「先生……要を捨てて」
「………え?」
『夕焼け鏡像』
~過去からの使者~予告編
「私…本当は、先生の事…ずっと好きだったの」
朽木突然の告白。
便座に座った一瞬の隙をつかれた。
「おい……お前、俺のことぼろくそになじってたじゃないか」
「ううん…あれは愛情の、う・ら・が・え・し☆」
「変態ロリコン教師とか言ってたし」
「ん、アレは本音」
「まぢか!?」
「でもそんな事気にしないっ。ううん、むしろ……変態が好きっ!!」
「まぢでかっ!!?」
思わぬ美津弥の告白に、ぱんつを履き忘れてしまう。
しかし――それだけでは終わらなかった。
「ふふ…久しぶりだね、水上くん」
「朽木……美津…子?」
何の前触れもなく現れた女性。忘れもしない。
妄想でヤッチマッタ女。
「……本気で会いたくなかったよ」
「――…おかずにしたくせに」
「!!な、なぜそれを?」
「ベランダから見てた」
「!?」
「あなたの部屋の鏡越しに」
「本気で恐いわ!!」
それだけではなかった。
「あ、あなたはまさか?」
「要? ヤツを知ってるのか?」
「――『初代ボーンクラッシャー』!?」
最後に骨を折られたのは
○○だった……