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「城崎先生カッコイー♥」
「はぁ?そうか?おっさんじゃね?まぁあの年にしちゃあカッコイイ方か。」
「うるっさいなぁ。西内と比べれば100倍ジェントルマンだしイケメンだし。」
こんなかんじで、ただいま三時間目の技術です。こいつと私は同じテーブルなわけで、
移動教室で席が近いのが秘かに嬉しいわけで。
でも、もう授業は残り5分。クラスでは、席が離れていて、喋れない。(自分くじ運わるいなー。)
そんなことを思っているうちに、あっと言う間に5分は過ぎてしまった。教室まで一緒に帰りたいから何か共通の話題をふろうとするけど、こういう時に限って話題がでてこない!!!
(えーっと えーーっと えーーーーーっと!!)
「あのさっ昨日の男子バレー勝った?」
結局こんな一言がでてしまった。
「…え?あぁ、おぅ。ストレート。なかなかよかったよ。きのうの○○選手。」
「あ!ほんまに?塾で見れへんかってんなー。○○選手見たかった↓ どこが一番よかった?サーブ?スパイク?」
「昨日は………」
これで共通の話題にうまく乗せられた!と、思ったその時…。
「リョウ!」
そう言ってかけて来る女の子。
横峰妃(よこみねきさき)
………あぁーやってしまった。
心の中でつぶやく。
妃は、はっきり言って美人だ。スタイルもいいし、スポーツもできる。おまけに性格もかわいく、みんなに好かている。
私がいないかのように、2人でいちゃつきだす。
1人取り残されている私をみて、
「みさ!一緒帰ろ♪」
と、もえが誘ってくれた。
「ありがとう。助かったー!」
「もぅ、みさと西内が一緒に帰ってんのが、きさきには、見えないわけ?!ちょっとは、空気読みなよね!!」
「いやいや、いいよ。別に。きさきの方がかわいいんだしさ。」
「そんなこと言うなよ~。元気出せ!」
「…うん。ありがとう。」
そう、お気づきのようにきさきは、西内の彼女なのだ。
この2人は、だいぶ前から続いている。
私が西内のことを好きになったときには、もうすでに、付き合っていた。
だから"叶わない恋"なのだ。
なかなかきれいに、まとまりきれませんでした。




