ママとひなたの秋のお散歩日和
朝の柔らかい日差しの中、ひなたは窓の外を見ながら嬉しそうに叫ぶ。
「ママ、今日はお散歩日和だって!」
春子ママはポヤポヤ笑いながら、帽子とバッグを手に取る。
「うん、ひなたと一緒にお散歩するの楽しみだわ」
二人は公園に向かい、落ち葉がカサカサと音を立てる道を歩く。
ひなたは小さな手で落ち葉を拾いながら、
「ママ、これ見て!赤い葉っぱ!」
春子ママは微笑んで葉っぱを手に取る。
「ほんとにきれいね、ひなた」
途中、ひなたは小川を見つけて、小石を投げて遊び始める。
「ママ、見て!ピチャッて跳ねた!」
春子ママは少しドキドキしながらも、(ひなた、好奇心旺盛……でもこうして遊ぶのは楽しいわね)と微笑む。
公園のベンチで休憩すると、ひなたは摘んだ落ち葉を並べて、小さなコレクションを作り始める。
「ママ、これ、ひなたの宝物!」
春子ママはポヤポヤしながら、ひなたを抱きしめる。
「ありがとう、ひなた。ママも嬉しいわ」
その後、二人はゆっくりと歩きながら、木々の間から差し込む光や、秋の匂いを楽しむ。
「ママ、空がきれいだね」
「うん、本当にきれいね」
春子ママは手をつなぎ、心の中で思う。
(こうして二人で季節を感じながら過ごす時間が、何よりも幸せ……)
帰り道、ひなたは少し疲れたけれど、満足そうに小さな声でつぶやく。
「ママ、楽しかったね」
「うん、ママも楽しかったわ」
家に戻ると、夕焼けの光がリビングに差し込み、ひなたと春子ママを優しく包む。
(今日も一日、ひなたと一緒に笑えてよかった……)
二人の心には、秋のお散歩で見つけた小さな宝物と、あたたかい思い出がしっかりと刻まれたのだった。




