ママとひなたの夏祭り大はしゃぎ
夏の夕暮れ、ひなたは窓の外の提灯を見ながら目を輝かせる。
「ママ、今日は夏祭りだって!」
春子ママはポヤポヤ笑いながら、浴衣を手に取る。
「うん、ひなたと一緒なら楽しい夜になりそうね」
ひなたはすぐに浴衣を着て、髪を整えると、ママの手を引いて出かける。
「ママ、早く行こう!」
祭り会場に着くと、ひなたは色とりどりの屋台に目を輝かせる。
「ママ、あそこに金魚すくいがあるよ!」
春子ママは後ろからついていきながら、(ひなた、本当に楽しそう……こうして笑顔を見られるのは幸せだな)と微笑む。
ひなたは夢中で金魚すくいに挑戦するが、最初はなかなかすくえない。
「ママ、むずかしい……」
春子ママはポヤポヤしながら、ひなたの手をそっと添えて助ける。
「大丈夫よ、一緒にやろう」
その後、ひなたはヨーヨー釣りにも挑戦する。
「ママ、見て!できた!」
春子ママは笑顔で拍手を送り、(ひなたの小さな成功も、二人で喜べるのが嬉しいな)と心の中で思う。
祭りの屋台を回りながら、ひなたは綿菓子を片手に楽しそうに跳ねる。
「ママ、甘くておいしい!」
「よかったわね、ひなた」
盆踊りが始まると、ひなたは恥ずかしがりながらもママの手を取る。
「ママ、一緒に踊ろう!」
春子ママはポヤポヤ笑いながら、ひなたに合わせてゆっくり踊る。
(ひなたと一緒なら、どんなことでも楽しいわ……)
夜空に花火が上がると、ひなたは歓声を上げる。
「ママ、すごい!キレイ!」
春子ママも空を見上げながら、ひなたの頭を優しく撫でる。
「本当にきれいね、ひなた」
祭りの終わりに、ひなたは少し疲れたけれど、満足そうにママに抱きつく。
「ママ、楽しかった!」
「うん、ママも楽しかったわ」
家に帰る道すがら、二人は手をつなぎながら、夜風に吹かれて静かに笑う。
夏祭りの思い出は、ひなたと春子ママの心に、花火のように鮮やかに残ったのだった。




