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異世界で最強になった  作者: kaiha
6/8

料理をしよう

おはようナポちゃん

『おはようございます。主様』

俺は眠い目を擦りながらナポちゃんに挨拶する。

う〜ん異世界に来てから今日で3日目今日はどんなことをしようかな?

そんなことを俺は考えていたが、体は正直なもので。

「ぐぅううううー」

「お腹すいたな〜」

『では魚を取りに行きますか?』

そうしたいのは山々なんだが

『が?』

お腹が空きすぎて動けそうにないや

『いや、「動けそうにないや」じゃないんですよ、いいから動いて魚を取ってきてから食べてください』

い〜や〜だ〜よ〜、無理だってだってあいつら日本の魚の数倍は速いって

『でも思考加速のお陰で普通に見えてますよね?』

そうだけどさぁ〜

『じゃあ取れますね?魚?』

確かに取れるけどさ〜難しいのよ?魚を取るのだって?

『それは日本に住んでいた時のお話ですよね?』

そうだけど?

『ここでは身体強化を使いながら、思考加速をしている状態ですよ!』

『何が「難しい」ですか余裕ですよね!』

確かにこの世界に来てからは苦戦した記憶は無いけどさぁ〜

『そして、この世界で主様が何も食べなかった場合、私は主様の体を動かすことはできないので、餓死まっしぐらですよ?いいんですか?死にますよ?』

それだけは嫌だ!死にたくない!

『じゃあ頑張って?魚を取ってきてください』

わかりましたよ、ナポお母さん

『私はお母さんではありません』

は〜〜〜い







俺は魚を取りに川に来ていた。

「さぁ〜て今日はどんな魚を取ろうかな?」

そうして俺はとりあえず目についた魚5匹を片っ端から取っていった。

「ふぅ、こんだけあれば食える魚もあるよね?」

俺は”サーチ”を使いながら食える魚と食えない魚を厳選していった。その結果残った魚は全部で3匹になった。

「こんだけ取れれば今日ぐらいは大丈夫だよね?」

しかも幸いなことに取れた魚は全部ディレクフィッシュだった。

「やったぜ、こいつマジで美味しいんだよな〜」

俺が喜びを噛み締めていると

何かが爆発するような轟音と共に木が倒れるような音も聞こえてきた。

「えぇ〜〜また〜〜」

俺はすでにどんな状態かを察知していたが、昨日のような仲裁は今日はしたくないので俺は諦めることにした。

ナポちゃん一応家にバリア貼っといて

『わかりました』

俺が家に帰るとすぐにバリアが展開されたがそんな事今はどうでもいいんだよ!!

魚だ魚はぁ〜やっと食える。

俺は料理本を見ながら、料理を完成させていき、俺は魚のステーキを完成させることに成功した。

足りない調味料などもあったがそのへんは”創造魔法”で全てを解決させた。

「頂きます」

箸を魚に入れると簡単にほぐれ、醤油をベースとしたソースと絡め口の中に頬張った。

「うっっっま!、何やこれうますぎやろ!」

マジでこんな料理が書いてある料理本最高かな?否、最高だわこれ。

これおんなじのナポちゃん作れるんだよね?

『はい、材料さえあればいつでも作れますよ?』

俺はその言葉と一緒に多くの幸福感がやってきたが物足りなさも感じていた。

「何だ?何かが足りない」

この魚のステーキではない。では何だ?何が足りないんだ?

俺は色々考えある結論に至った。









「米だ、米が足りない」

そう、魚のステーキだけあっても、ソースと一緒に食べる米が足りないことに気付いた。

え?創造魔法で作れって?流石に魔法に頼りっきりじゃだめだよ。

ナポちゃんこの世界に米ってあったりする?

『いえ、この世界ではパン食が当たり前です』

まじかよ〜

『しかし、無いとも言い切れません』

どういう事?

『この世界は地球と土地の場所などが酷似しており、もしかしたら中国辺りを探してみると、お米も見つかるかもしれません』

確かに、向こうの世界で日本に米が来たのは中国から、だったら確かに中国辺りを探すのは間違いじゃないかもしれないな

『では今から行きますか?』

いや、やめとくよ旅をする食料も水もないからね。

『そうですか、では余ったこの2匹の魚達どうします?』

1匹は今日の晩飯に使おうかな?

『わかりました。では冷凍しておきますね』

そう言うと俺の前にあった魚達が全て凍っていた。

やはり魔法は凄いと思った。










その後俺は今日自分のしたいことを探してみた。

「う〜〜ん、今日は何をしようかな?」

食料はある。喧嘩の仲裁は面倒くさい。かといって魔導書は全てナポちゃんが覚えてしまった。

う〜〜ん

「あ!」

よくよく考えたら俺この世界に来てからずっと1人じゃね?

ナポちゃんみたいなスキルとは会話したり、アマテラスと電話をしたりしてるけど、この世界の現地のやつとは喋って無くね?

『では、街に行きますか?』

それはやめとくよ

『なぜです?現地の人と喋るなら言葉の通じる同じ種族のほうが良くないですか?』

それはその通りだけどさ、俺は最強になるって決めたから、それまでは街や国には行かないことにしたんだ。

『主様がそう決めたのでしたら私に言う事はありません。』

ありがとうナポちゃん

『いえ、しかし人間と話さないなりどうやってコミュニケーションを取るんですか?』

それについては考えてあってね……………ペットを飼おうと思うんだ

『ペット、ですか』

いいと思わない?ナポちゃん

『確かに良いと思いますが、この森には今のところ、ハイエナと熊そして狼しか見てないですよね?』

『どうやって人間と仲良くしてくれるペットを探し出すんですか?』

あぁ〜それは〜…………ほら探知魔法で探すとかあるでしょ?

『それは今も発動しています、魔法の効果範囲を広げますか?』

最大範囲に広げてくれ

『わかりました』










ナポちゃんが黙ってから数十分が経過した。

どうナポちゃん?なんか見つかった?

『いえ、半径10Kmの円上の中には何も見つかりません』

これはこのアマゾンを捜索しないといけなくなったかもしれないな

ナポちゃん、この家って持ち運びできるの?

『模倣魔法の応用で、この家をコピーしましたのでいつでも生成できますよ?』

じゃあこの家どうしようか?

『破壊しましょう』

それはそうだけどさぁ〜、こんだけ大きいとさ、壊した時の音がすごくなりそうだけど大丈夫かな?

『その辺は魔法ですよ』

あらやだ、魔法って万能なのね

『はい、そして使う魔法は……………破壊魔法です!』

凄い物騒な名前が出てきた!大丈夫?この辺消えたりしない?

『安心してください。確かに名前は物騒ですが、この魔法は対象を破壊するだけなので、この家を対象にしたらこの家が破壊されるだけで済みます。』

便利だな〜魔法って…………気になったんだけどさ

『はい?何でしょう?』

その魔法って限界は何処まで破壊できるの?

『この魔法に限界はありません』

ないの!!限界が!?

『はい。この魔法は魔力量によって決まります』

つまり魔力が多かったら?

『この世界ごと破壊できます』

強すぎだろその魔法!!

『しかし世界を消すには神レベルの魔力が必要になります』

じゃあほとんどの人間は消せないんだ?

『まずこの世界に破壊魔法を使えるほど魔力量の多い人間は存在しません』

じゃあ俺は?

『使えますよ?』

まぁせいぜい家をニ軒壊せるかどうかぐらいだろうな。









俺は家を破壊してから、適当に歩き出した。

探索魔法でナポちゃんが探しているらしいが、温厚な性格をした動物の魔力は感じないらしい。

動物を1から探すのって意外と大変なんだな〜

身体強化をしてから歩き続けても見つからなかったので、家を出してから今日取った魚を調理することにした。

「さぁ〜て、今晩はどんな料理を作ろうかな〜」

そうして俺は料理本を捲っているとあるページに目が止まった。

「魚とキノコのムニエルか」

確かに、魚は手元にあり、きのこは生えており、食える食えないも調べる事ができる。

そして調味料は創造魔法で作ることができる………………このまま米も作ってしまおうかな?

『ダメです。なるべく現地に行ったら取れる者は自分で取って改良を重ねてから作ってください。』

でも調味料は良いの?

『本来はだめですが、醤油やごま油のために何日も待てますか?』

いや、無理だね。

『でしょう?なので調味料は特別にオッケーにしています。』

確かに調味料のために数十日も俺が待てるわけがない。ありがとう助かったよ。

『いえ、でも』

もっと褒めてほしいんだろう

『はい、もっと褒めてください』

ナポちゃんを褒め倒した











ナポちゃんの出してくれた調味料とデレクフィッシュ、そして近場で取ってきた食えるきのこを使ってムニエルを作る。

ナポちゃんのアドバイスの元俺はデレクフィッシュとキノコのムニエルができた。

「頂きます」

魚に箸を入れると、柔らかいのはもちろんだが、口に入れるとバターの香りと、魚の風味によって更にお腹が空いてきたが、実際には食べているのでお腹は膨らんできた。

「ごちそうさまでした」

やっぱり米が欲しいな〜取りに行こうかな?

俺は浴室へと足を進め、シャワーを浴び、お風呂に浸かり、洗ってから髪を乾かした。

時計を見るとまだ20時だったこともあり、魔導書をこの世界の世界地図に変化させ見ていると、あることに気づいた。

「アメリカとロシアが無い?」

なぜだか分からないが、この世界からアメリカとロシアの同じ場所には土地がなかったのだ。

「少しどうなっているか気になるな」

俺はそんなことを考えていたが、眠気が襲ってきたので眠ることにするがその前に日記を書く。














今日は、魚のステーキが美味しかったり、米が欲しくなったりしてから、ペットを探すたびに出ました。

そして、この世界では、アメリカやロシアといった列強の国の土地がなくなっていたのでいつか見に行きます。

おやすみなさい


お米のときからそうですが隼人はやとは旅に出てからハーレムを築きます。

そしてこれを書いてるときすごくお腹が空きました。

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