表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で最強になった  作者: kaiha
1/8

森に行きたいです

いつものように、大学に行くために外に出た。

「行きたくねぇなー」

そんな独り言を言っていると、曲がり角で大学唯一の友達である相川波然あいかわはぜんと出会った。

「よぉ、友人A」

「誰がNPCだ、誰が」と大学に行く最初の挨拶をし、最寄り駅に行くために歩を進めた。

「そういえば、お前昨日のアニメ見た?」

「見た見た、まさか、五○が封印されるとは思わなかったよな」

「真○のせいかおかげかはわからんが、結局、羂○の思い通りに行くとは思わなかったよな。」

そのような会話をしていると最寄り駅につき時間を確認すると、残り一分で電車が来るため、スマホを取り出し電車が来るのを待っていると

「は?」

なにかに押される感覚があった。わからない。ただわかることがあるとすれば、俺は死ぬということだけだった。

電車は、急停止をしようとし、金属のおとが聞こえてくるが電車と駅の感覚が狭かったこともあったため、その後、すぐに感覚がやってきた。今までに味わったことのないほど、痛く、苦しいものが俺の体にやってきた。

薄れゆく景色の中、俺が最後に目にしたのは笑っている友人の姿であった。





















俺は目を覚ました。しかし、ここは俺の知ったいる世界ではなく、周りにある物すべてが白で構成されている不思議な世界だった。

「どこだここ?」

周りを見渡すと、美しい佇まいで白い椅子に座りながらも、眠っている神々しい誰かがいた。

「っは、誰かがここに来ている気がする」

多分俺のことですね、周りには誰もいないっぽいので。

「君かここに来ているのは、すまないね変な姿を見せてしまって」

「い、いえこちらこそ入ってしまって申し訳ございません」

知らない間にここにいたが、一応こちらも謝っておく。

「え〜と、君の名前は何かな」

「私の名前は、佐藤隼人さとうはやとです。

「あ〜君が佐藤隼人くんか」

そう言って、おれの名前を聞かされたあとは、歯切れが悪い表情をしていた。

「あの、あなたはどちらさまでしょうか?」

そう俺が聞くと神々しい誰かは自分をこう表現した。

「私、私はね〜神かな」

それを聞いた俺は声が出るのが遅れた。

「あ、貴方様は神様でございますか?」

「そう、神だよ神しかも、創造神だよ。」

もう俺の頭はショート寸前だったが、ここで気絶するのは、神様に失礼であると思い、なんとか気絶せずに、言葉を話すことができた。

「じゃ、じゃああなたがこの世界を作られたのですか?」

「そういうことだね」

そして俺が更に胃が痛くなっていると、突然、創造神様が俺に頭を下げてきた。

「すまなかった、隼人くん」

俺は、その創造神様の行動に頭が混乱していた。

「ど、どうしたのですか、創造神様、頭を上げてください。」

そう言うと、創造神様は、このようなことを言ってきた。

「君の人生で起きた悲劇の大半は、本来君には、降りかからないものだったんだ。」

「あれは本来、前世が死刑囚や無期懲役を言われた人間、いわゆるところ、極悪人と言われた人間たちの来世に降りかかるものだったんだ。」

俺は混乱した。今まで俺が生きてきた21年間に起きた悲劇は、俺のものじゃなかった。

「じゃ、じゃあ俺が生まれてきたときから体が弱く、学校に行けず友達ができなかったことは?」

「こちらの不手際だ」

「高校の時、初めてできた彼女が大学のチャラ男にNTRされたのは?」

「こちらの不手際だ」

「ついさっきの出来事は?」

「それもだ」

俺は神様に怒っている? いや、ただただ聞きたいのだ、なぜ、俺の人生を無茶苦茶にしたのかかを。

「なんで」

「なんで!」

「俺の人生をそうしたんですか!」

そう俺が聞くと、神様は目を逸らしながら

「私が寝ぼけているときに、適当にやったからだ。」

「は?」

俺はつい神様に素っ頓狂な声を上げてしまった。そして俺は、これ以上聞くのは、アホらしいと思った。

「わかりました。謝罪はちゃんと受け取りました。」

俺がそう言うと神様は少し混乱した様子で俺に聞いてきた。

「い、いいのかそんな簡単に許して。目の前には、お前の人生を無茶苦茶にした元凶がいるんだぞ。」

そう神様が言うと、俺は笑いながら

「許す、とそんな簡単には言えません。あなたのせいで俺の人生は無茶苦茶になったので。」

「うっ」

神様は冷や汗を出していたが、俺はそんなことなど御構い無しに言葉を繋げた。

「でも、あなたのお陰私は地球に生まれ、この21年間を楽しく過ごすことができました。なので今の私は、あなたという神に感謝をしています」

俺がそう言うと神様突然笑い出した。

「ハッハッハッハ、いやーまさかそう言われるとは思っていなかったよ。ただ、ありがとう私を許してくれて、お詫びと言っては何だが君、異世界とか興味ある?」

「あります、何なら行ってみたいです」

「そんなに言わなくても、お詫びと言っているんだからちゃんと異世界に送るよ。」

俺は異世界に行くのを楽しみにしていた。

「でも、たったこのくらいなら、お詫びをしたとは言えないな。」

「私としては十分なくらいにもらっているのですが」

「いやだめだ。こんなお詫びは私が納得できない。そうだな」

神様は少しだけ考えるようにしてから言った。

「そうだ、君が欲しい物を・・・・・・・・・・・そうだな4個くらい言うといい私が創造神の名において絶対に君に送ろう。」

俺は今日何度目かわからない気絶をしかけた。

「い、いいんですか。私がそんなにもらっても」

そう聞くと神様は

「いいのいいの、私が送りたいだけだし。」

俺は異世界に行く、それに神様が欲しい物を4個もくれると言った、少し考え俺は気になることを質問した。

「そういえば、俺が行く異世界には魔法があったりするんですか?」

「魔法? あるよある、というか魔法がない君たちの世界がおかしんだよ。」

まさかの俺達の世界のほうがおかしかった。

「じゃ、じゃあ魔力をください。」

「魔力?なんで」

理由はもちろん

「魔法を撃ちたいからです。俺は魔法ない世界に生まれました、もしかすると異世界に言っても魔力がなく、魔法が撃てないというのが嫌だからです。」

そう言うと神様はもう一度笑って

「いや~いいね君」

「ありがとうございます?」

「確かに、君たちのいた世界とは何もかもが違う。もしかしたらそんなことが起きるかもしれないね、分かった、じゃあ今から魔力を授けよう。」

「い、今からですか」

「なにか問題ある?」

「い、いえ何も問題ありません」

そう言うと神様の手が俺の頭に伸びてきた

「君が行く世界の魔力は神が直接生まれてくる子供に魔力を与え、それがその世界に適応し、自分の魔力となる。人が持てる魔力量は、体が神の魔力にどれだけ耐えるか、つまり、神の魔力をどれだけ体に蓄えることができるかなんだ。」

そうして、神様に魔力を与えられ始めて数分が経過した頃。

「はぁ?」

「ど、どうしましたか?」

「い、いや大丈夫だ。続きをするよ。」

そうして更に数分が経過した頃…………神様は息を切らしていた

「はぁはぁ」

「だ、大丈夫ですか?」

「だ、大丈夫だから」

神様は大丈夫らしい

「で、2個めは?」

「あ~2個めはそうですね。魔力を手に入れても使い方がわからないとだめですので、魔導書をお願いしなす。」

「分かった。はいよ」

そう言うと神様は普通と何も変わらない本をくれた

「あ、あの」

「うん?」

「これ、普通の本じゃないですかね?」

「違うよそれはね、自分がイメージした通りの本になったくれるんだ。例えば、ラノベをイメージしたらラノベにR規制の本をイメージしたらその通りになる。」

「神様ありがとうございます。ほんとにほんとにまだ読み終わってないものがあったんです。あなたは本当の神様です。」

「おい、今のどういう意味だこら。まぁ、いいよで3つ目はどうする?」

「3つ目はそうですね、では剣をお願いします。」

「剣?なんで?魔力があるじゃん。」

神様は不思議そうにこちらを見るので、いつも通り理由を話すことにした。

「その理由は簡単で、もし何かの力で魔法が使えなくなったとき用の武器です。」

「分かった。確かにそんなことがおきたら、君では勝てないね。はい、これが剣だよ。」

そう言って渡されたのは、黒い剣と白い剣の2つだったそして鞘に入っていた剣すぐに何処かに行った。

「あ、あの俺は剣を頼みましたよね?」

「そうだね」

「じゃあ、なぜ剣が2つも?」

「その方がかっこいいじゃん」

確かに、その通りである

「じゃ、じゃあ剣はどこに消えたのですか?」

「逆に聞くが、君は街中で背中に剣を差していたいのか?」

「すみません。でもどこに消えたのですか?」

「手を開いてみて」

「はい」

「そしてそこにさっきの剣のイメージをしてみて。」

「イメージ、イメージ。……………はい!」

俺の手には先程剣が握られていた。

「よくできました。これと同じ要領で魔導書も出てくるよ。」

「イメージイメージ……………ほい。」

俺は魔導書を持っていた。

「ありがとうございます。」

「い~え〜」

「そして4つ目はどうする?最後だから慎重に選んでね。」

少し考えて俺は1個疑問に思うことを聞いた。

「あ、あの。」

「どうしたの、もう決まったのかい?」

「それはまだですが、俺生まれたときから体が弱くてほぼ勉強をしていなかったので、体が不調になったり、言葉が通じないとかってありますか?」

「いや大丈夫だよ、言語は転移させる時に自動でスキルがつくようになってるから。体の方は私の魔力をもらったから多分超元気の不老なんじゃないかな。」

「え?俺不老になったんですか?」

「あ、ごめん言うのが遅れちゃった、テヘペロ。」

大丈夫化この神様とは思いつつも何かを言うことは諦めたのでほっといとくが、疑問がうまれた。

「俺の行く世界って不老とか結構いますか?」

「不老はどんな世界でも結構いるよ。」

「え、じゃあまた。」

「そう、君たちの世界がおかしいだけなんだよ。」

良かった〜永遠に俺だけということはなさそう

「じゃあ最後の4つ目はナビケーターというか俺をサポートするスキル?的なのをください。」

「いいよ、じゃあはい」

その時俺の頭の中に言葉が流れてきた。

『こんにちはマスター、貴方様をお手伝いするために呼ばれたナビゲーターです。名前はマスターが決めてください。』

じゃあ君の名前はナビゲーターがサポートするという意味でナポちゃんだ

『わかりました私はナポ貴方様をお手伝いさせていただきます』

よろしくナポちゃん

『よろしくお願いしますマスター。』

「スキルとの話は終わったかい。」

「はい、名前もつけました。」

「なまえ?ちょ、ちょっとまって。」

『スキル名ナビゲーターの名前が決定しましたこれよりスキルの要望のもと進化を行います。』

進化?なんのことそんなことを考えていると俺の体が光りだした。

「は?え何々、怖えちょ神様俺これどうなるんですか?」

「これはスキルの進化スキルの要望に答えるか、自分が危機的状況に陥るかのどれかじゃないと起こらないほぼ奇跡のような現象さ?」

「それがなぜ今俺の体でおきているんだすか」

「君は今私の魔力、創造神の魔力がどこにも適応していない状況だから今は創造神の魔力としてカウントされる。そしてスキルに名前をつけるには魔力が必要なんだ。」

「つまり?」

「今君は、創造神としてスキルに名前をつけたことになる。

「だから俺のスキルが進化したんですね。」

「そういうことだね」

そんな会話をしていると進化が終わったのか俺の周りにあった光が俺の中に吸い込まれていった。

どうナポちゃん?元気?

『ご心配ありがとうございます主様。」

いいよいいよ気にしないで

『は、わかりました』

「俺の中のナポちゃんなんともなさそうですけど、何が変わったんですか?」

そう聞くと神様は答えてくれた

「そのスキルは常時発動型に進化して、戦闘でのサポート、頭のサポートと常人ではできない動きや考えをそのスキルでは君の場合魔力を使わずにできるね。」

「それ超すごくないですか」

「すごいし思考する時間を加速して、現実時間の大体1万倍かな?その速度で思考できるようになったんだよ。」

すごいねナポちゃん

『主様お褒めの言葉など不要ですがもっと言ってください』

その後ナポちゃんを褒めまくった。

「これでお詫びは最後ですね。」

「そうだね。」

「今までお世話になりました。」

「気にしないでこっちはお詫びでしてるんだし。

「では自分は異世界に行ってきます。」

「気をつけてねあ、そうだはいこれ。」

何故かスマホのようなものを渡された

「あ、あのこれは?」

「これはねなんと私と連絡が取れる機械なんだ寂しくなったらかけておいで、基本暇だからいつでも話し相手にはなれるよ。」

「何から何までありがとうございます。」

「こちらこそこちらの不手際を許してくれてありがとう。異世界に行くにはそこのドアを開けてから行けるよ。どこか行きたいところとかある?街とか色々あるけど。」

俺は少し考えてから言った。

「俺は森がいいです。」

「森?どうして普通に暮らすなら街や国のほうがいいじゃない。」

「俺は神様にもらったこの力で異世界で最強を目指します。だから人の寄り付かない森で修行をします。だから森でお願いします。」

俺がそう言うと神様は微笑んだあと了承してくれた。俺は神様の微笑んだ顔に少しドキッとしてしまった。

「よし、目的地の設置大丈夫。よしいつでも行けるよ。

「ありがとうございます。本当に何から何まで今までお世話になりました。」

俺は扉の方に進みドアノブに手をかけたがやめ今まで言ったことのなかった言葉を口にした

「行ってきます」

そう言うと神様も微笑んでから言葉を返してくれた。

「行ってらしゃい」

ドアノブに手をかけドアの先えと進んだ













「佐藤隼人か」

そこでは真っ白の物で囲まれた場所に1人ドアの方を見ながら先程まで談笑をしていた人間の名前を口に出す。

「まさか魔力の適正が神以上のレベルだとは思わなかったな。」

魔力の適正とは、魔法を扱う上でどれほど魔力消費を抑えながら、魔法の威力を上げられるかという、魔力えの適正の高さを表しており神のレベルになると魔力消費をほぼ0に抑えながら1国を滅ぼことができるが、佐藤は魔力消費が0で5国を滅ぼすことができる。

「なぜ、魔力のないあの世界で、この私を超える魔力の適正を持っているのか少し気になるし、後で調べておこう。」






「行ってっしゃい、か初めて言ったな。」









初投稿ですので誤字脱字や、こうした方がいいなどの指摘を貰えると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 一話の神様と主人公の掛け合いが面白いですね。主人公の懐の深さ?そして能力を得て、これからどんな出会い、冒険が繰り広げられていくのかが楽しみだなと感じました。 [一言] まだスタートしたばか…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ