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村と幼女の幸せ計画  作者: 天狐
幸せ第10章
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7、発表会準備

発表会の知らせをした日から、村の雰囲気がどこか明るくなり活気が出てきた。

その雰囲気は研修生達にも伝わり、村全体がやる気に満ちて真剣の中でも力み過ぎていない様子が見られるようになった。


発表の場はそれぞれの場所で行う事になった。

その方が準備に手間取る事もないし仕事の合間でも、人だけ集まれば発表出来るからだ。



「エリンはなにするの?」


ちびっ子に遭遇する度この質問を投げかけているが、皆んな決まって


「秘密よ!発表会まで内緒!」


これを言うって事は、もうやる事が決まっていると言う事だろう。

くっ•••出遅れてしまった!


審査員になるのは最終手段として、それとなくひっそりと作品を作れないだろうか•••

うむむぅ••••




散々悩みに悩みまくり、現在家中にある灰をかき集めております。

普段薪を使っている割には灰があまりないのは、その灰を使って洗濯や食器を洗ったり畑に撒いたりとしているからだろう。


大体子供用洗面桶に8割ほど溜まったところで、外の釜戸に用意した土鍋に入れる。それを繰り返すこと3回。

水を入れ、兄に火を熾してもらい待つこと20分。

それを邪魔にならないところへ移動•••?

幼女の非力でどうすれば•••!?




「ルン、この辺りで良いか?火傷しないように気をつけるんだぞ?」


結局父に助けを求め、皆んなの邪魔にならないところへと移動してもらった。

この先の工程とか考えたら、いっその事父に協力を仰いだのが賢明だと気づき、次の日からは父や兄(何故か混ざっていた)と共に製作していった。


「灰汁なんて何に使うんだ?」


濾した灰汁にマヌル油、少々高めの食用油で嗅いでみるとオリーブオイルのような匂いがするが油っぽい感じはしない。

それを入れて混ぜ混ぜ••••

そして型に流し入れて、乾燥させたら出来上がり!!


そう、石鹸を作ってみたのだ!

配合とかもあるのだろうが、硬くてやや良い匂いのものを想像していたのに、出来上がったのはやや柔らかめで匂いも無臭。

だが、汚れは落ちる。

これは成功と言うのか失敗と言うのか•••


「ルンちゃん出来たの?」


そう言われてしまえば


「で、できたー•••よ?(たぶん)

でも、もういっかい つくろ?」


立派な淑女に失敗の文字はないのだ••••!


この後数回やり直して、漸く想像していた通りの石鹸が出来上がった。

約2週間石鹸作りを繰り返した結果、父や兄達の手際が良くなり最早助言などいらないほどになっていた。


だが、これではっきりした。最初の石鹸はし、失敗だった•••のかもしれない、と。


ともかく!発表会の準備が整った!!


閲覧いただき、ありがとうございます。

誤字・脱字等ありましたら都度訂正していきます。

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