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村と幼女の幸せ計画  作者: 天狐
幸せ第8章
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6、カウントダウン!

次の日から子供達は外の様子を見てはソワソワし始めた。

芸術大会が楽しみでならないと、その行動で物語っている。


「ルンちゃん、それじゃー今年はみんなと作ろうか!」


「良いね!どんなのにする?テーマは春だったよな?」


寒くなったので祠の子供会は宿泊所に変更して行っている。

そこで芸術祭について話を持ちかけたのだ。

ジル兄に対抗してではない。

たまたま、その考えに同意しただけだ。


そして快く同意してくれた警備隊の面々に、粘土板を使って構想を伝えていった。


「それ素敵ね!そしたら良い場所を取らないとじゃないかしら?」


確かに!目立つ場所に作るべきだ!!

だが、相手はあの猿人達だぞ?

絶対に負けるではないか。


「ばしょとり クジできめる!」


この言葉に子供達が集まり熾烈なくじ引き合戦が始まった。

まずくじ引きする順番のくじ引きからやるとは思わなかった。


そして決まった結果


「な、なんとかこことれた!!」


「本当にギリギリだったね!皆んな同じような場所狙ってたんだもん。」


15歳までの子供達総勢28人が6組に別れて大作を作る事にも驚いたが•••


「よし!俺らも負けてられないからな!」


大人も参加する事になったのも驚いた。

そして何より


「あー!遅かった!!残った場所はどこにあります!?」


ナールさんやラズラ商会の人が何故か混ざっていた事に1番驚愕した。



冬の月に入る頃には、念願の積雪1mを裕に超えた。


そしてその日は朝から温水筒片手に燃えた人達で村はごった返していた。


「それでは さくせいきかん 5日!げいじゅちゅたいかい はじめー!」


私の号令で一気に目的地へと向かった人達に混ざり、私も急いだ。



「ルンちゃんこっちー!ここら辺だと思う!」


ナイスな場所を取れたものだ!

道の両サイドに木立がある為に雪が吹き付けてもそう簡単に崩れないだろう。


そしてまずは雪の壁作りから!

そう、今年は立体的でもあって芸術的な絵でもある、雪の浮き彫りを作るのだ。

絵は春がテーマなので、花や可愛い動物を考えている。

各々で持ってきた板などを使い、壁作りを開始した。



構想だだ漏れ事件で皆んなが雪壁を作るこの一本道だが、それはそれで幻想的な光景かもしれないと、皆んなが笑顔で取り掛かっている姿を見ながら思った。

やっぱり楽しみがあるって、素敵な事だなぁ。


閲覧いただき、ありがとうございます。

誤字・脱字等ありましたら都度訂正していきます。

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