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村と幼女の幸せ計画  作者: 天狐
幸せ第6章
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6、弟子入り希望現る

研修が始まり1週間ほど経った頃、農業•木工•草木染めなど様々な分野で


「もっと勉強させて下さい!」


と、弟子入り希望する人が数人現れたのだ。


元々この研修は最大3週間ほどの予定だったようで、諸事情ある人達もいるだろうと途中で帰る事も認めていたらしい。


ところが帰るどころか弟子入り希望まで出るほど、この村で行なっている仕事に興味を惹かれていたようだ。


1番人気はやはりダムの作り方だけど、意外にも農作業にも人気があるらしい。


「どーして?」


そんな疑問に、父は簡潔に


「水田何てそうそう作れないからな。」


なるほど!この村だってダムがなければ水田なんて作れなかったのだ。

作る作物の種類も初めてだろうし、水田の作りも他と違うのだから興味が惹かれるのも納得だ。


ところで、お米を作っているのに何故食卓にはお米が上がってこないのか?

去年から作ったこの村の水田(約100㎡)は初めての試みとあって小さめだが、数は去年より増えて6面ある。

しかし大会など皆んなで何かをする時に小さなおにぎりが食べられる程度である。

残りはナールさん伝いに子牛の如くドナドナされ出荷されているのだ。

つまるところ、需要に対しての供給が少なすぎるのだ。


もし稲作する村が増えれば、お米がもっと食べられるようになるかもしれない!

期待を胸にキラキラした目で稲作に興味を惹かれた人達を見つめた。



「何故だろう。物凄いプレッシャーがかかったような気がするんだが••••」


そんな研修生の声など耳に届かずキラキラワクワクオーラ全開で熱く見つめ続けた。



そんな出来事があった次の日、カリーさんの家からも


「どうか物作りの基礎を教えて下さい!

情熱と根性はあるつもりです!!」


そんな声が聞こえてきた。

そろっと入り口から覗くと、橙色の髪色のまだ青年と呼べるような年齢の人が、カリーさんへと頭を下げ頼んでいた。

何故物作りが好きな人はこうも熱い人が多いのだろうか。

物作り七不思議に入れても良いのではないだろうか。


そして見事弟子入りを果たせたこの青年の名前はガラムさん。

物作り七不思議の中に名前がカレーの香辛料も入れてもらいたい。



こうして一通り体験してからそれぞれで興味の惹かれた分野へと研修生が行き、勉強に励んでいたようだ。


模範村で研修生として勉強し、自分達の村へと戻りそれを参考に村の発展に活かす。

そんなシステムを作ったナールさんは流石である。


そんな事を思い関心しながら今日もサンド幼児預かり所で、想像の中で大冒険へ出たりマシーンや追いかけっこ•••の監視員をしたりして過ごしたのである。


閲覧いただき、ありがとうございます。

誤字・脱字等ありましたら都度訂正していきます。

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