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村と幼女の幸せ計画  作者: 天狐
幸せ第6章
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4、主旨は大切!

研修生が揃い宿泊所にて一休みしたあたりで、父を始めバーガーさんやカリーさんなど今回の研修で先生役になった人達が前へ出て、説明を始めた。


いつもの父と違ってカッコイイではないか!

最近、おかしな方向へと突進していたエセ山神様作りの匠が•••!

それぞれの子供達も自身の父親を尊敬の眼差しで見つめていた。


「••••?なんで みんな むねそってる?」


尊敬の眼差しで見つめれば見つめるほど、何故か胸を反らす父親達。

これはあれか?子供達に見つめられて嬉しいけど人前だと一応は自重した結果、このまま反ったらブリッジするんじゃ?な姿となったのだろうか??



「••••••みんな みつめる めっ。」


折角のカッコイイ姿は目に焼き付けて、ブリッジしそうな姿は見ない事にしよう。



説明が終わりそれぞれの村人達が話し合いをして、どこから廻るかを決めていた。


「俺らはやっぱダムが良いなー」


「草木染めならうちでも出来るんじゃないか?」


「ダムも気になるけど、やっぱ堆肥作りが気になるなぁー」


それぞれの言葉を聞いて、なら気になる分野を村単位でなく個人で廻っても良いんじゃないのか?


「おとーしゃん、きになるとこ すきにいく だめ?」


「あー、それでも良いんだけどこの村に来た主旨を忘れちゃいけないだろ?

折角遠い所から来たのに、勉強できない分野があったまま帰ったら意味ないしな。」


なるほど。確かに言われてみればそうかもしれない。

私もこの前の大会でお菓子を狙ったのにお肉だったし•••

いや別に食い意地張っている訳ではない!

そして、引きずっている訳では断じてない!



結果、ルートを先にこちらで決めて1〜4のルートをそれぞれ廻ることにしたようだ。

ちなみにこの意見はバーガーさん。

サスバー健在だ。


「では1ルートの方ー、こちらです。」


この村もそうだったように、他の村も名前のないところが多いのである。

「〇〇村さん」と呼べないので非常に呼びにくい。

いっそ、グループ自体に名前をつけちゃう?

1ルートは、ウサギとか。

可愛いではないか!

ウキウキと考えていたが、気づいた。

1ルートにいるお髭もじゃもじゃな厳ついおじさんがウサギとか•••ないな。


そんな事を1人悶々と考えていた。

そして、宿泊所は誰も居なくなった•••


ホラーか!?キョロキョロと回りを見渡すと、宿泊所の床に座りお菓子を食べている警備隊と他の村の子供達の姿に心底ホッとした。


「あっ、ルンちゃんこっちー!お菓子食べよ!」


淑女たる者食い意地はった姿は見せられないのである。優雅に軽やかに歩くものだ。


「ルンの ぶん のこしといて!」


ただし、口は積極的に。


閲覧いただき、ありがとうございます。

誤字・脱字等ありましたら都度訂正していきます。

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