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村と幼女の幸せ計画  作者: 天狐
幸せ第1章
5/274

5、幼女の閃き④

色々と反省はあれど、今は目の前の大会の事だけを考えなければ。


その名も"雪解け大会"


前回の大会で何となくだったチーム分けを、今回からはしっかりと行う。


何かの草木で染めた 草チーム


明らかに泥で染めた 土チーム


毒々しい花で染めた 花チーム


何も手をつけてない 白チーム


雪原に40本の棒を描き、棒の先にそれぞれのモチーフを10個づつ置く。

各家の代表者が縦線に乗ったところで、他の人が好きに横線を書き足していく。


そう、これぞまさしく

違う世界の記憶チートを発揮した"人間あみだくじ"。


そして順番に線の上を歩いてもらいチームが決定する。


競技の内容は

1種目は、残り雪を使った雪合戦。(範囲は村の中)


2種目は、三輪の台車を使った丸太運び競争(町へと続く一本道)


3種目は、雪の中宝探し(畑の野菜)


4種目は、大篝火(かがりび)作り


村や道の除雪活動や野菜の収穫は言葉を変えただけで、あら不思議。

素晴らしい競技に早変わり!


最後だけ競技と言うには異様だが、名目上お祝いも兼ねているからだ。

が、大会の締めにはただただファイヤーしたいのだ。


斯くして盛大に行われた大会は、老若男女入り乱れての大賑わいとなった。


もちろん、マスコット幼女として大会を盛り上げるべく庶民風淑女の微笑みを浮かべ、見た事もない王族のように神々しく手を振り、応援に一役かった。

気分はさながら深窓のお姫様。


幼児体型のポンポコポコリンのお腹さえ見なければ。

閲覧いただきありがとうございます。

誤字・脱字等ありましたら都度訂正していきます。


やっとこ、プロローグに行き着くまでの話を回収できました、、

次回から話をルンの現在時間で進めていきます。

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