小話、ご領主様来訪その後
ご領主様の来訪を無事に済ませられた事にほっとした。
だが、それで終わりじゃなかったのだ。
あの日ご領主様は
「こんな素晴らしい作品を色んな人に見てもらわないと、損だ!
私の知人に知らせておこう!」
と、こちらにしたら非常に傍迷惑な発言をして帰って行った。
そして現在
「まぁ!あれ見て!雪の家じゃないかしら?素晴らしいわね〜」
「お母様ー!あそこ見て!!すごいー!」
知り合いが知り合いを呼びお貴族様が町へ続く一本道にずらずらと訪れ、雪の作品を見て回るツアーが出来上がったのだ。
そう、ツアーだ。何せ、お貴族様を案内しているのがダル兄などの大きい組の子供達。
当然ツアーの最後は、この地域にないはずの神話ー山神様ーの祠へと案内していた。
ご領主様へもこの祠を案内した際
「良いではないか!祠があると本当にいる気もしてくる。
このまま、この領地で山神様を祀ろう!」
ご領主様始め、この地の領民達は私の精神力を試しているようだ。
そしてこの村に"山神模範村"と何とも安直かつ名を呼ばれる度に、意識が遠くなる名前が付けられてしまった。
この冬、手仕事から始まり村の観光ツアー、そして村の名前の命名。
雪解けが心から待ち遠しい。
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第5章完結です。
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これからも、まったりマイペースなルン共々
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