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村と幼女の幸せ計画  作者: 天狐
幸せ第5章
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2、山神様の到来

歩くマシーンは置き場所の関係上、宿泊所に設置した。

私のマシーンもそこにひっそりと設置。


歩くマシーンの他にも竹を丸くして腰で回すシェイプアップ道具、その名もバンフープ

それと、ただの細長い縄を置いた。


そして、その場所が子供達だけでなく大人達も集まる運動場と化した。


その宿泊所で遊んでいた時


「あぁ、ついに降りてきたか。」


そんな声に窓の外を見ると、空から絵に描いたような粒雪が降ってきていた。


「おりた?ふった ちがう?」


「昔から雪は山神様の到来と言われているんだよ。

春から秋の月にかけて国を巡っているけど、冬の月になって山神様が冬眠する為に山の住処へ帰ってくる。

だから、雪が降るのではなく"おりた"って表現してるのさ。」


この村に生を受けて4年、そんな神話的な話を聞いたのは初である。

なるほどー!ちびっ子達でおじさんに尊敬の眼差しを向けていた。


「何言ってるのあんたは。それは最新版の神話物語に書いてあった話でしょうが!

普通に雪が降るって言うでしょうね!」


()()()()()()()だ と!?

今度は胡乱な眼差しで見つめてしまったのはいうまでもない。




その最中も降り続いた雪で、あっと言う間に景色は白一色になりつつあった。


神話おじさんの話ではないが•••

本当に山神様がやってきているのではないかと、そんな風に思える風景だった。


「すごいねー」


「でも、これからが大変よ。」


「ゆきかき ゆきおろし えーっと•••」


「おかーしゃん みじゅちごと たいへんーっていってた。」



そうか、ただ見る分には良いがここは生活の場だから•••

雪を楽しむとか言ってる場合ではないのか。

滅多に雪が降らないところからしたら、雪を娯楽として楽しむ事が出来るかもしれないけど。


では今の環境に置き換えてみた。


雪かきしないと家から出られない。

屋根の雪下ろししないと家が潰れる。

そして、冬の大敵水仕事••••

さらに言うなら、行商人が来れないので食糧難の可能性もある。



死活問題ではないか!



皆んなと多少の時間差で慌て出したが、バレてはいないはず。きりっ



「ルンは気づいてなかったよね。」


「ルンたん きれーねー しゅごいねー おもったあと あたふた してたよ?」


「私たちの話を聞いて、雪が降ると大変だと思ってびっくりしたのね。」


「まぁ、ルンはいかに楽しむか考えるのが好きだからねー」


ライ•メルト•エリン•リックの話は聞こえません。えぇ、耳に全く入りません•••!


耳に手を当て「あーあーあー」



しかしそうか•••雪も恩恵と考えるなら

何か利用方法がないだろうか•••。


閲覧いただき、ありがとうございます。

誤字・脱字等ありましたら都度訂正していきます。



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