表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
村と幼女の幸せ計画  作者: 天狐
幸せ第3章
21/274

3、ある村人の呟き

畑を手入れしていたある日、異変を感じた。

そろそろ収穫時になっていたはずの、野菜が所々なくなっていたからだ。


村人達と獣か?獣ならば対策をしなければ と話し合っていたところ


「こんにちはー どしたの?」


と、何とも愛らしい声を聞き思わず顔を綻ばせてしまった。


我が家には子はおらず、こればかりは仕方ない。と夫婦2人で仲良く暮らしている。

そのため、村の子供達を我が子のように可愛く感じていた。


だからその愛らしい声の主、ルンちゃんが発見した物をその父ダンに見せられた時の衝撃は、忘れられない。


「口減らしかもしれない」とダンの言葉。

村の食料事情的に口減らしは確かにあり、その被害に遭うのはいつだって子供だ。


この事を妻に話したら、泣きながら


「見つけたら、我が子にします!欲しくても出来ない人がいるというのに•••••!」


やはり夫婦2人気にせず暮らしていたつもりでも、妻は子を切望していたのだろう。


ダンや他の村人とも相談し、受け入れ先として立候補した。

他にも3人ほど、立候補者がいたのには驚いたが。


そんな時、ルンちゃんがまだ4歳くらいと思われる幼子達を3人引き連れてきた。

何とも無邪気な笑顔で

「ひろいまちた。おともだち なりました。」


と、3人を皆んなに紹介してくれた。

その後話をすると、捨てられたと知る。

しかも、名すらないと•••


この辺りなら生きていけると、伝えた人がいたらしい。

その言葉を信じ、3人で辿り着いたそうだ。


そして、我が家に黄金色の髪色に茶色の瞳の男の子(ライと名付けた)を迎え入れた。

まだ、出会って数時間だがライを見た瞬間この子はうちの子だ!とくるものがあった。


こうなった経緯は非情で悲しい事だが、ライと出会わせてくれた事には感謝しかない。


閲覧いただき、ありがとうございます。

誤字・脱字等ありましたら都度訂正していきます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ