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村と幼女の幸せ計画  作者: 天狐
幸せ第13章
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3、ザ・王都!

朝野営地より出発して約半日。

ついに、王都へ到着した!


「ふぉぉー!おーきな門だねー!」


王都には当然の事ながら関所があった。

ここ南門にも多くの人や馬車が並び順番を待っていた。

その関所の通用門が測りで測るのも躊躇するくらいな高さと大きさをしていた。


「約10mほどあると思うから、建物3個分が乗ってるくらいあると思うよ?」


興奮する私の声に反応して答えてくれたナールさん。

流石王都に住んでいただけあって、慣れた様子に感心した。


多くの人が並んでいる割には1時間もかからずに通過できた。


「一般の人達の通行門の方ならもっと時間かかったと思うけど、このギルド証明書と推薦状があれば商人用の門から入れるんだよ。」


何と!そんな物があるのか!!

本来の目的を考えると、やや後ろめたい気持ちになるけど、何時間もかけていたら何も見る事なく今日が終わってしまう。

ここは有り難く、ギルドの恩恵を受けさせて頂こう。



そして王都内に入り最初に目に飛び込んだのは、人の多さ!

桶の中いっぱいに人がギュウギュウに詰め込まれているのかと思うほどだ。


「人がいっぱい!!うわー!すごいなぁー

どうやったらこのひとなみを あんなにスイスイ歩けるんだろ!」


「ダルもジルもちゃんと着いてくるんだぞ!

いいか?迷いそうになっても1人にはならないように、ダルとジルは手を繋ぐ事!

ルンは小さいからお父さんが抱っこして歩こうかな?」


あまりの人の多さに焦った父のこの発言。

13歳と10歳にもなった男子同士が手を繋いで歩くって、どんな罰ゲームよ?

そして何故私だけ抱っこなのだ。


「さて、この馬車をまずは預けないといけないので先にギルドへと向かいますね。

ここは入り口近くなので、人の数が特に集中しているんです。

それに西門と南門は比較的人の暮らしが安定しているからか、人の流入が多いんですよ。

ギルド方面ならここよりは少ないので、多少その、マシになるかと•••」


ナールさんも不憫に思ったのか、石化している兄2人をチラッと見てから言った。


だが今の私はそれに同情するどころではない!

ギルドとな!生産者ギルド発足した時から知っている(むしろ発案した)私としたら、非常に気になる!!




散々土道のボコボコ道を進み、今度は石畳をガタゴトとさせながらの馬車移動、多少舗装されているとは言え、座っていられるはずもない。


「おしりおっきくなっちゃう!」


「あらあら、でも女性は多少大きいくらいの方が良いのよ?」


母よ、安産型と腫れ上がるお尻は全くの別物ではないだろうか?


馬車でゆっくりと移動する事20分ほどで、目的地まで着いたようだ。




「ふぉー!おっきいー•••!!」


生産者ギルド、その本部は全体的に石で作られていた。

山神村で1番大きな建物、宿泊所が裕に2軒は入りそうな幅で2階建て。

ギルドの入り口は誰もが入りやすいようにか両開きの木扉が開け放たれていた。

そして入り口扉の上にはギルド名がでかでかと書かれ、やや引くほどに主張していた。

想像以上に立派な造りのギルドに驚き、口をあんぐりと開けてしまった。



「ようこそ、生産者ギルドへ!」


ナールさんのその爽やかな笑みに(いざな)われて、一家はギルド内へと足を踏み入れた。


閲覧いただき、ありがとうございます。

誤字・脱字等ありましたら都度訂正していきます。

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