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村と幼女の幸せ計画  作者: 天狐
幸せ第12章
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4、買い物リスト

来月は王都でウインドーショッピングをしてお菓子を堪能すると言うのを目標に、今日も畑仕事を頑張っている。


「このうねには、何うえるの?」


日差しが燦々と降り注ぐ中、新たな畝を作っている。

先月はほうれん草が植えられていて、収穫後に肥料を撒いて休ませていた区画だ。


「ここはキャロを植える予定だよ。

いつものキャロでなく赤キャロっていう種類のやつで、見栄えも良いらしんだ。」


•••••••。


頑張って作った畝を、今すぐにでも崩したくなった衝動にかられたのは何故だろう。


あぁ、そうか。

悪役野菜、キャロが登場したからか。

正義の味方(ルン)が成敗してあげよう•••!


「ちょっ、ルンちゃん何をしようとしてるのかな!?

足で地味に畝を崩さないで!!」


キャロvs.私で死闘を繰り広げた結果

モスさんに強制退場させられ、祠へと足を向けて歩いていった。




「ルンちゃん遅かったねー!」


祠に着くとすでに他の4人が集まっていた。

メルトが言葉と共に渡してくれたタオルを受け取り火照った顔に押し当てた。


「つめたくてきもちいー!」


さすが井戸水!夏の暑さを癒してくれるこの冷たさは井戸水ならではだ。


「今ね、ルンちゃんが王都に行った時に買ってきてもらいたい物を話し合っていたの!」


何と!そんな重要な会談に遅れるなんて!!


「ごめんねー!今せいぎのてっついをしてたから、おくれちゃった!!」


かくかくしかじかと、事のあらましを懇切丁寧に説明した。

だが、説明を聞いた4人は揃って


「「「「悪あがきだね。」」」」


何と無慈悲な事を言うのだろう。

やや不貞腐れつつも会談をスタートさせ、粘土板に買い物リストを書いた。


「この村にないきじと やくそうと そざい くだものをかってくれば良いんだね!」


どうやらそれぞれ得意分野の物に興味があるらしい。

誰もお菓子や玩具を強請らない事に、感心するやら驚愕するやらだ。


きらきらお菓子だって十分に魅力的なのに。

誰もお菓子と言わない事にいじけて



「きらきらおいしい しっとりおかしは1人で食べようかなぁー•••」


ひっそり呟いたが、声を揃えて4人が


「「「「だめー!」」」」


やっぱり無慈悲な言葉が返ってきたのだった。


閲覧いただき、ありがとうございます。

誤字・脱字等ありましたら都度訂正していきます。

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