寝たら異世界?寝たら現実?
執筆は遅いと思いますがチマチマとやっていきます。
朝、目を覚ますと知らない世界だった。
そんな事を思ったことは無いだろうか?
僕は、毎日寝るときと起きるときにいつも願っている。しかし、願いは届かずこんな歳になっている。
朝、目を覚ましたらいつも通り仕事に行くための準備を始める。
知らない世界なんて夢ですら見たことがない、だって今ある現実しか僕は見たことがないからだ。
朦朧とした意識のなかでゆっくりと着替える。
自由で幸せな生活をしたい。
仕度が終わる度に呟く。
いってきます。毎朝見送りをしてくれる母親に一言。
そして、就職したときに父親が就職祝いだと言って半分支払ってくれた愛車に乗り込み仕事場へ向かう。道中のお供は前期のアニメのオープニング、エンディングソングだ。
僕の日常は、仕事が終わり家に帰ってから、深夜に放送されているアニメの録画を見たり、長年買い続けている漫画を読んだり、テレビゲームやスマホゲームをやって一日を終える言わばオタクな生活。
仕事の休憩中、漫画を読んでいるときに同じ部署の女性が僕のスマホの画面を偶然見て凄く嫌そうな顔をした。それ以来女性陣からは影で変態と呼ばれている。
そう、この物語は僕が変態と呼ばれ会社に縛られ、オタクな生活から自由で幸せな生活が始まる物語である。