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アラサー戦士中田翔子  作者: あざらし
正義の味方、中田翔子!
4/46

*3 四次元パワー

 それから二週間後。響子からはまだ連絡が来ておらず、解析に進展がないことを匂わせる。

 対して翔子はというと、なんとかトイレ掃除のバイトで内定をもらっていて、その日の夜も便器を磨いていた。男子トイレには何度入っても慣れないのだが、我慢するしか無い。

 翔子の第六感は視線も敏感に察知するので、見られているのがよくわかる。下卑た視線を向けられているのも、はっきりとわかった。

 ここは川べり近くの少し広い公園。素行の悪い連中が多く出没するとの噂があり、実際何件かの暴行事件が起きている。しかし人気が無いため給料が高く、襲われても簡単に撃退できる翔子からすれば格好の餌場だ。

 ……ただ、肉体的には平気でも、精神的には結構な辱めを受けているような気がした。

 現在向けられている視線の粘っこさは、明らかに獲物を狙う捕食者のそれだ。チラリと見やると、男は口元を歪める。脂ぎった中年の男。毎晩、翔子が掃除している時間を見計らってやってくる常連客だった。

 絶対に良からぬことを考えている。

 だが、翔子には気になるお年ごろの生娘な面もあった。人並みに性欲もあるので、襲われたらどうなるのか気にならないといえば嘘になる。

 この慣れていそうなおじさんに襲われたら、自分は一体どうされてしまうのか。そんなことが気になるという事実が、とても屈辱的だった。

 もしかして、これはそういうプレイなのか? そんなことを考えてしまうぐらい屈辱的だ。ある種の精神的陵辱である。

 だがこの状況に、わずかばかりの中毒性を感じてしまっている自分も居て……認めたくはないが、自分は変態なのかもしれない。融装時の肌を露出しているような感覚も、癖になっているような気がする。ここ数日は毎晩改造乗馬マシンを使っているのだが、毎回このおじさんが脳裏をよぎってしまう。今この瞬間も、心拍数が上昇し息が上がっているような気がしないでもない。やはり変態だ。ならば、いっそのこと――

(駄目、今は仕事中……!)

 仕事を言い訳にすることで、邪念に流されそうだったところをギリギリで踏みとどまった。我ながら強靭な理性である。ふしだらな欲望と強靭な理性は、案外相性が良いのかもしれない。

 とにかく、夜間帯のトイレ掃除は危険だ。

 給料が減ってしまうが、シフトは昼だけにしてもらったほうが良いのかもしれなかった。



「ふぅ……」

 押入れに改造乗馬マシンをしまい、翔子は息をついた。このままのペースで行くと、日課になってしまいそうだ。だがこれは妙に疲れるので、あまり好ましい状況ではない。

 しかし発散しておかないと、強靭な理性でも決壊してしまうだろう。

 ならこのバイトをやめて違うところを探すべきかというと、一概にそうとも言えないのが現実だ。

 実はこのトイレ掃除には労働量の割に高い給料の他にも、とても大きな魅力があった。仕事を抜けだしても、大した支障がないのだ。

 人手不足からか見回りはなく、共に便器を磨く同僚も居ない。そんな状況で仕事を抜けだしても、誰にもバレることはなかった。実際、バイトを始めてから三回は抜けだしているのだが、まだ誰にも何も言われていない。

 現れた怪物が全て雑魚で、超音波による強化もなかったので、早く仕事に戻れたというのもある。だが、今まではいくら短くても小言を言われていたのだ。これは大きな違いである。

 そして何より……小言を言われないということは、あまり人に迷惑をかけていないということだ。仕事を抜けることで他人にかける迷惑が、最小限で済む。これはとても魅力的だと思う。怪物を退治する――人を救うためにバイト先に迷惑をかけていては、本末転倒だ。愛はまず手近なところから始まると、かのマザー・テレサも言っている。

 危険な精神状態を避けて安全を取るか、都合のいい職場を取るか……このジレンマも、日課になりつつあった。

 まあ、自制すればいいだけなので続けるのだが。

 さて。疲れたから、もう寝よう。

 翔子は電気を消し、すぐ近くの布団に寝転がった。ミケは既に寝ているようで、だらんと伸びたまま寝息を立てている。

「……おやすみ」

 飼い猫の頭をワシャワシャとなで、翔子も眠りに就いた。



 翌朝、日曜日。本日のシフトは夜のみなので、昼間は自由に使える。

 今日は夜の鬱憤を晴らすべくツーリングにでも出かけよう。そう思った時、携帯電話が鳴った。翔子は布団から起き上がり、携帯電話を手に取る。巷ではスマートフォンなるものが流行しているが、乗り換える余裕のない翔子は未だにガラパゴス携帯を使っていた。社会人一年目の時に買い替えた、深紅の携帯。当時は時代の最先端を走っていたのだが、今となっては旧式もいいところだ。

 画面に表示されているのは、先々週登録したばかりの女性の名前――阿久津響子である。そして彼女からの連絡といえば、予想されるものはただ一つ。

「もしもし」

『翔子君かな。解析の結果が出た。研究所に来てくれ。昼食はこちらで用意しよう』

 まくし立てるようにそれだけ言って、響子からの電話は途切れた。恐らく彼女は友達が少ない。……悪い人では、無いのだが。

 さて。呼ばれたからには、行かねばならないだろう。解析の結果にも、少なからず興味がある。

 とりあえず、出かける前にやるべきことを済ませよう。翔子はミケの餌皿に餌を盛り、水皿に水を入れた。とりあえずはこれぐらいだろう。とてもお手軽な人生である。

 後はパンでも食べてから歯を磨き、着替えて出かけるだけだ。

 戸締まりも忘れずに、しっかりと鍵を閉めた。



 気分転換を兼ねているので、大型バイクでの出動だ。

 研究所に到着。どこから入るのかわからないので、とりあえず塀の門があった辺りにバイクを停める。すると、ゆっくりと門が開いた。

 現れた職員に促されるまま、翔子は駐車場へとバイクを押す。翔子が大きなバイクをあまりにも軽々と扱うからか、職員は少しだけ驚いていた。

「……力、凄いんですね」

 翔子はどうやって返そうか少し考えたが、結局冗談めかしてこう返す。

「鍛えてますから」

 本当はトレーニングのトの字もしていないのだが、人外ですからと言って場の空気を悪くするのも気が引ける。

 ……普通に 「ありがとうございます」 と返せばよかったと気づいたのは、しばらく後の話だった。



 通された部屋には、先々週と同じように響子が居た。

「おはよう。早くから悪いね」

「いえいえ」

 響子はカタカタとパソコンを操作し、図を表示する。等高線グラフと棒グラフだ。

「早速だが、これが解析の結果だ」

 その図の上部には、 『Six sense』と書かれていた。つまり、これは第六感のデータということになる。だが、翔子にはこれが何を意味しているのかわからない。

「……なんです、これ?」

 翔子が訊ねると、響子は少し考えてから語りだす。

「これは君のある部分から発生した脳波だ。普通、脳波は二次元で表示するんだが……どうにもこれは、二次元に落とし込めない」

「……はぁ」

「そのせいで手間取っていたんだが……。とりあえず結論を言うと、君の脳は一部が四次元の存在になっている」

「……へ?」

 その言葉の意味を、翔子は上手く理解することができなかった。

「脳が四次元? それは一体どういう意味です?」

 響子は少し唸って、言葉を選ぶように言う。

「どこから説明したものか……。そうだな……まず、今我々が過ごしているこの空間が三次元だということはわかるな?」

「はい」

 すると響子はメモを取り出し、ペンでサラサラっと棒人間を描く。そして、その横に 『太郎』 と書き込んだ。

「この太郎が過ごしている空間、これが二次元だ。それもわかるな?」

「……はい」

 翔子が頷くと、響子は太郎から右向きに矢印を引き、太郎の左側に丸を描いた。

「この矢印が太郎の視線だ。この場合、太郎は背後の丸を認識することができない。それは、この丸が死角に入っているからだ。しかし二次元の存在である太郎にとっては死角でも、我々三次元の存在からしたらどうだ?」

「……見えますね」

「そうだ。三次元の存在である我々は、二次元の全てを感知することができる」

「なるほど……」

「それは恐らく、三次元と四次元でも同じだ。四次元の存在は、三次元の全てを感知することができる」

 そこまで聞いて、響子の言いたいことを、なんとなく理解する。

「それが、私の第六感だと……」

「そうだ。四次元に存在する君の脳は、この世界のすべてを感知し、その一部を処理して認識できる」

 響子は頷き、今度は自嘲的な笑みを浮かべた。

「……尤も、実際に四次元にあることを証明できない以上、憶測の域は出ないがね……。我々三次元の存在は、四次元を認識することすらできない。仮に認識できても、それを三次元空間で表現することはできない。例えば、四次元には多胞体というものが存在するんだが……それを三次元空間で正確に作図することはできない」

「は、はあ……」

 翔子が曖昧な相槌を返す。すると響子は翔子の頭上に疑問符が浮かんでいることを察したのか、メモに立方体を描き込んだ。キャビネット図と等角図の二つがある。

「四次元を三次元で正確に表現できないように、三次元を二次元で正確に表現することはできない。この立方体も、キャビネット図は辺の長さが違っているし、等角図は角度が歪んでいる……。とりあえずは、こんな認識でいい」

 その説明で、なんとなくは把握した。

 つまり自分の脳の一部が四次元の存在になっていて、それが周囲の様子を "第六感" として感知している……と。

 そこで、一つ疑問が浮かんだ。

「全てを感知しているなら、今世界のどこで何が起こっているのか、すべてわかるはずですよね? それなのに、私は部屋の外の状況がわかりません」

 翔子が訊ねる。しかし響子は、あっけらかんと言った。

「それは気のせいだ。脳の処理が追いつかないから、普段から全てを認識しているわけではないが……君はその気になれば、部屋の外も地球の裏側も私のパンツも全て認識できる。脳にも限界があるから、あまり広い範囲はわからないだろうがね」

 響子に言われて、翔子は意識を集中してみる。すると、確かに部屋の外の状況も、響子の下着も分かった。シンプル――というよりも地味な白下着だ。

 翔子の表情から大体察したのか、響子は笑みを浮かべる。

「私のパンツは白かったろう?」

 翔子もあまり人のことは言えないのだが、響子は少し恥じらいを持ったほうがいいと思う。

「……はい」

 むしろ翔子のほうが恥ずかしくなってしまい、赤面してほとんど俯くように頷いた。

 そんな翔子をさて置き、響子はパソコンをいじって、また新たな図を出す。今度は人体のシルエットだ。体型からすると、恐らく翔子のものだろう。

「体をスキャンした結果、脳の一部と筋肉の一部がよくわからない状態になっていた。これも恐らく四次元の存在になっているのだろう」

 そしてもう一つ、図を表示する。これは恐らく、融装状態だ。

「融装をすると、よくわからない部位が更に増えて、体の七割近くを占めている。これも恐らく四次元だ」

「えっ」

「我々は、君の強大な力を恐らく四次元パワーであると結論づけた」

 そんな単純な話でいいのだろうか。

「装甲表面の材質も調べたが、これは無駄だった」

 まくし立てるように、響子は続ける。

「君の装甲は硬すぎてサンプルが採取できないから、特殊な装置を用いて陽子が見えるレベルまで拡大スキャンしたんだが……何かがおかしい。陽子が少なくとも三百個はあった。それ以上は流石にバカバカしくなって数えるのをやめたよ」

「……」

 ものすごく熱く語っていて、口を挟める気がしない。

「インチキだ。こんな物体があってたまるか。今後の参考にしようと思っていたんだが、こんなの再現できるわけがない」

 ……とりあえず、鎧がとんでもない物質で出来ていることは伝わった。

 勢い良く言い終えた響子は、一息ついてから話を変える。

「……それと、あの鎧は君の肉体が変化したものだった。融装中、服はどこかに消えていたよ」

 声のテンションが、妙に低い。響子はこの事実にあまり興味を抱いていないのだろう。だが、翔子にとってはそうではない。

「それ一番重要だと思うんですけど」

 響子の言っていることは、つまり鎧は翔子の肌も同然ということだ。肌を露出しているような感覚は、それが原因だろう。

「変化って具体的にどうなってるんですか?」

 自分の体の変化は、とても気になる。しかし響子は、白状にも言い放った。

「知らない。調べてないから」

「なんでですか!」

 翔子が叫ぶも、響子はローテンションなままだ。

「我々の研究に必要ないからだ。肉体変化なんて、リスクが高すぎて再現できないのさ。そんなものを作ってみろ。たちまちうるさい団体からブーイングの嵐だ。 『人権無視するな!』 とか 『非人道的な人体実験だ!』 とかな。死ねばいいのに」

 最後は呪詛のようにそう吐き捨て、彼女は立ち上がった。

「……とりあえず、わかったのはこれぐらいだ。まだ解析自体は続けているから、新たな発見もあるかもしれないがな」

 そう言ってパソコンの画面を消してから、こちらに振り向く。

「昼食にしよう。ここの食堂は美味いぞ」



 食堂は、研究棟からほど近い位置に建てられていた。大量の長机と、北側の壁に三箇所カウンターがある。

「ここは広いし人が多いから、裏には食堂がもう一つある。私はいつもこちらを使っているがね」

 言いながら、響子は懐から食券を取り出した。

「今日はうどんとスパゲッティがあるが、どちらがいい?」

 うどんは先週三回食べたので、今日はスパゲッティにしよう。

「ええ、じゃあ……スパゲッティで」

 翔子が言うと、響子は食券を差し出しながら右奥のカウンターを指し示した。

「そうか、ならそこのカウンターだ。食券を箱に入れてから、渡された盆の上に一皿ずつ乗せていけ」

 それはオーソドックスな食堂のシステムだ。翔子が昔通っていた会社の社員食堂も、こんな感じだった。

「ありがとうございます」

 翔子は食券を受け取り、奥のカウンターへと向かう。

 列に並んで、しばし待機。カウンター端の小箱に食券を入れると、横に立っていた割烹着のお姉さんがお箸の乗ったお盆を渡してくれた。列は乱れず、そのままカウンターの右へ右へと進む。大量に並んだ皿から一皿づつ取っていく。今日のメニューは、スパゲッティミートソースとコーンスープとサラダだった。最後に空のコップを乗せて、配膳完了。長机の方にヤカンが見えるので、コップの中身はセルフサービスなのだろう。

 皿を取り終えて周囲を見渡すと、同じく盆に器を置いた響子がこちらを手招きしていた。

 合流してから、開いている席に並んで腰掛ける。二人が座った辺りから、徐々に食堂は混み始めていた。

「少し早く出るのが、スムーズに座るコツだ」

 箸を持ちながら、響子が言う。響子のお盆には、ざるうどんが乗っていた。うどんと聞いて思い浮かべていたのはかけうどんだったので、これは意外だ。

「それじゃあ、いただきます……」

 翔子が手を合わせると、響子が関心したように箸を置いた。

「ほう、行儀がいいな。私も見習おうか」

 そう言って手を合わせる。

「いただきます」

「いつもはしないんですか?」

 翔子が訊ねると、響子はフッと笑いながら言う。

「まあ、忙しいからね。君はいつもやっているのかい?」

「ええ。高校の頃の担任が、 『いただきますだけは言っておけ』 とうるさかったもので……」

 翔子は高校大学と商業系に進んでいるのだが、高校は就職率が高いことで有名なところだった。クラスの半数が就職だったので、担任は社会にでる上での心得を常に口うるさく言っていたのだ。その中で特にうるさく言われたのが、 『いただきます』 である。他人と食事をする際に、これの有無でその後の印象がうんぬんかんぬんと、事あるごとに言われた。

 手軽に周囲からの心象を良くできることは事実なので、翔子も心がけているのだ。

「いい担任だ。感動的だな。……とても有意義だ」

 響子はそう言って、もう一度箸を手に持った。翔子も箸を持ち――違和感を覚える。

(スパゲッティなのに箸なのか……)

 箸は万能食器なので大概のものを食すことができ、それはスパゲッティにも言えることなのだが……気にならないといえば、嘘になるだろう。これだけの社員を収容する食堂で、効率を考えるなら確かに箸で統一してしまったほうがいいのもわかる。ただ、やはり違和感は拭い切れなかった。

 翔子が固まっているのを見て察したのか、響子がまた箸を置き懐に手を入れる。

「……そう言えば、君には言っていなかったな。ここには備え付けのフォークやスプーンがないから、使いたい場合は自分で持ってくるというのが暗黙の了解だ。私ので良ければ、貸そう」

 そう言って、フォークとスプーン――コンビニ弁当に付属していそうな、プラスティック製の白いものだ――の入ったケースを取り出した。

「じゃあ、お言葉に甘えて」

 翔子はそれを受け取り、フォークを取り出す。

「洗浄には、食堂裏の水道を使ってくれ。布巾には、私のハンカチを貸そう」

 響子はそう言いつつ、食事に戻った。めんつゆの絡んだうどんを、美味そうにすする。

 翔子も、自らの食事を始めた。



「そう言えば、キャサリンは居ないんですか?」

 食事を終えてからふと思い出し訊ねると、響子はああと答える。

「キャシーは別の食堂を使っているよ」

 それならば、この場に居ないことにも頷けた。

「私は研究部署だが、彼女は動作テストを行う部署だ。場所が全然違うから、勤務中に会うことは滅多にないね」

 と、響子が付け足す。

 そうは言うが、初めて会った時、響子とキャサリンは中が良さげだった。響子はキャサリンのことを愛称で呼んでいるようだし、プライベートでの繋がりがあるのだろうか。

 ……個人の領域に踏み込む趣味はないので、詮索はしないのだが。

 しばらく廊下を歩いて、不意に響子が何かを思いついたように振り返る。

「ああ、そうだ。一つ性能テストをしてもらいたいものがあったんだ」

 そう言いながら、響子は近くの部屋に駆け込む。恐らく、近くを通りかかったから思い出したのだろう。

「これなんだが……まあ、役には立つだろう」

 響子は持ってきたアタッシュケースを開き、中の物を取り出す。それは、折りたたみ式の何かだった。

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