表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/32

永久の夜


遠く遠く 遥か懐かしい幻

届かない叶わない 儚い夢


眩しすぎる太陽の下で輝いていた

あなたの優しい笑顔

二人の刹那の出会いは 

残酷な時のいたずら


相容れないと知っても 惹かれあってしまった


愛しい記憶の影に重なる 地濡れの悲しい微笑み

消えゆく命の灯を 降りしきる雨に打たれて

眺めるしかできなかった


長い夜の旅の果てに見つけた

小さな一輪の花

風に揺られて香る姿

揺らめく過去の憧憬


手にした温もりは 瞬きに溶けて消えた


叫んだ慟哭は 闇に吸い込まれた

行き場のない 憎悪と怒り

永劫の夜を生きる私には 刹那の夢でしかなかった

頬を流れる血の涙


どうか安らかに眠りについてくれ

私の身が朽ちるその時まで


いつかの光景を胸に抱いて

罪を背負って生き続ける

紅色をしたあなたの笑顔 忘れないだろう

だから 今は さようなら

当時、慟哭という漢字がわからなかったようです……

読み返すと、あー…………っていう感想。

どんな中学生。

変わり者なのは、昔からですね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ