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揺蕩う月を紅で満たして

仰ぐ月に紅を映して の対になるもの。

始まりの夜を渡り 人波から遠く離れる

昇っては沈みゆく月のように 現世をさまよう

こちら側から あちら側へ 月に誘われども

我が身の赤に惑いがゆらめく

見上げた月に面影を映して 囁く

音無き声は 誰が為か


月明りに照らされた 名もなき宵に

零れた言葉は問いかける 魂の価値を

花は凛と答える ふたりの紅を選んだと


時の移ろいを感じながら 見果てぬ夢を歩く

寄り添い合う月花が紡ぐ 誰も知らない物語

傍らの彩に 久遠であれと 瞳を委ねる

出会いが運命の選択ならば果てまで共に

始まりの零から夢幻の零へ とどけたい

ふたりの影は 夜へと溶けた

お前の赤と あなたの赤で


揺蕩う月を紅で満たして


お久しぶりです。

現在小説の仰ぐ月を紅に映して のノベルゲームを制作しております。

こちらに合わせて、当時の詩に対して、返歌……というや対になるものを、と思いついて。

そのままに、出来ました。



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