表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/32

包帯で繋ぐ


荒れ果てた街で見つけた一匹の野良猫

嫌がる身体を引きずって 腕の中に閉じ込めた


得物で傷つけ苦しめて

強気な瞳くもらせたい


お前に死ぬまで苦しみを 心が壊れても

交わす口付けは血の味

切り裂いた傷口に覗く 鈍色の狂気

鳴き声を聞かせてくれよ?

逃げたら追い詰めてやる お前は俺の玩具



白い肌に刻み付けた愛情の烙印

甘い甘い血を舐めとって 耳元で囁いた


零れる雫をすくいとり

刃を深く刺し込む


お前が狂うまで口付けを 痛むほどに甘く

苦しむ姿ににじむ艶

口の端に浮かんでは消える 引きつった微笑

解放なんて求めやしない

代わりなんていくらでもいる 壊れたら捨てるだけ


支配と隷属の狭間で生まれた 歪なココロ


絆なんて必要ない 包帯で十分

擦り切れてちぎれそうでも

ココロが死ぬよう口付けを 泣き叫ぶほど強く

繋いだ鎖は印

甘い悲鳴をもっと聞かせて

退屈をまぎらわしてくれ

はーい。これは旧いもの。ちゅうにびょうな感じですね。


どうもこの頃のは物騒なのが多いです。すさんでたのか?

周りの他人すべてが無色でしたのは、確かですが。


今は、何万分の1くらいで、そうじゃない人もいるかもしれない。

そんな風におもっております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ