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第 66 話:空中の大決戦
オメガを取り逃がしたのは痛いが、ザファリアを守ることはできた。
俺たちは獣王に案内され、ついに「天空の鍛冶場」へと足を踏み入れた。
そこは、浮遊大陸の最も高い場所にあった。
星の光が降り注ぎ、風のマナが渦巻いている。
神秘的で、厳かな場所だ。
「ここなら、最高の仕事ができるぜ」
ギムレットがハンマーを祭壇に置く。
俺は錬金術で補助用の炉を設置し、ノアはマナの供給準備をする。
「始めるぞ。俺たちの想いを、このハンマーに込めるんだ!」
ギムレットが槌を振り下ろす。
カーン! と澄んだ音が響き渡る。
俺はタイミングを合わせて魔力を流し込み、ノアがそれを定着させる。
三位一体の作業。
ハンマーが光を帯び、形を変えていく。
「もっとだ! もっと熱く!」
ギムレットの額から汗が飛び散る。
俺たちの魂が共鳴し、ハンマーに新たな命を吹き込んでいく。
そして、最後の一撃が振り下ろされた。
カァァァン!
眩い光が弾け、周囲の雲を吹き飛ばした。
そこには、虹色に輝く新たなハンマーがあった。
「できた……!」
『創生のハンマー・改』。
いや、真の姿を取り戻した『神槌・クリエイター』だ。




