表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移、相棒は全知全能AI ~「質問」だけでスキルを創造できる俺が、記憶喪失のヒロインと世界を気ままに旅します~  作者: 悠々


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5/90

第 5 話:城壁の街シリル

翌朝。

体力が回復したノアと共に、俺たちは再び森を進んだ。

ノアは口数が少なく、感情を表に出さない。

ただ、俺の後ろを影のように付いてくる。


昼過ぎ、ようやく森を抜けた。

視界が開け、広大な草原の向こうに、巨大な城壁が見えた。


「あれが、シリルか……」


石造りの高い壁。

その向こうに見える塔や尖塔。

ファンタジー映画でしか見たことのない光景に、胸が高鳴る。


「すごいな、ノア。本当に異世界に来たんだな」

「……大きい」


ノアも少しだけ目を丸くして、街を見つめていた。


城門に近づくと、鎧を着た兵士が立っていた。

検問があるようだ。

身分証なんて持っていないが、大丈夫だろうか。


「アルファ、身分証なしでも入れるか?」

『問題ありません。シリルは冒険者の街として開放されており、入街税を払えば誰でも入れます。一人銀貨 1 枚です』

「銀貨……持ってないぞ」

『マスターのポケットに入っています。神からの「初期装備」です』


ポケットを探ると、確かに革袋が入っていた。

中には金貨と銀貨が数枚。

神様、気が利くじゃないか。


入街税を払い、門をくぐる。

そこは、活気に満ちた異世界の街だった。

石畳のメインストリート。

並ぶ露店。

行き交う人々。

人間だけでなく、耳の長いエルフや、獣の耳を持つ獣人もいる。


「うわあ……」


俺はキョロキョロと辺りを見回す。

完全に田舎者丸出しだが、気にしていられない。

ノアは俺の服の裾を少しだけ掴んで、はぐれないようにしていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ