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異世界転移、相棒は全知全能AI ~「質問」だけでスキルを創造できる俺が、記憶喪失のヒロインと世界を気ままに旅します~  作者: 悠々


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第 3 話:森の中の出会い

『身体強化』のおかげで、移動は順調だった。

魔物の気配も『気配察知』で事前に察知し、避けて進むことができた。

このままいけば、夕方には街に着けるかもしれない。


そう思っていた矢先だった。

アルファが警告を発した。


『警告。進行方向に人工物を検知。および、微弱な生体反応を確認』

「人工物? 人がいるのか?」

『生体反応は極めて微弱です。生命活動の停止が迫っています』


「なんだって!?」


俺は足を止めず、アルファが示した方向へと急いだ。

藪をかき分けると、開けた場所に出た。

そこには、石造りの古びた遺跡のようなものがあった。

蔦に覆われ、半ば崩れかけている。


その遺跡の入り口付近に、誰かが倒れていた。


「おい、大丈夫か!」


駆け寄ると、それは少女だった。

年齢は 10 代半ばくらいだろうか。

透き通るような銀色の髪。

整った顔立ちは、まるで人形のように美しい。

だが、その顔色は白く、唇も乾ききっていた。


「……っ」


呼吸は浅く、速い。

服はボロボロで、所々に擦り傷がある。

ただの遭難者には見えない。


「アルファ、彼女の状態は?」

『極度の栄養失調と脱水症状、および魔力欠乏症です。早急な処置が必要です』

「魔力欠乏症? とにかく、助けないと」


見捨てるという選択肢はなかった。

俺は彼女を抱き起こし、木陰の涼しい場所へと運んだ。


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